先日、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が新型コロナウイルスのデルタ株について、水疱瘡(みずぼうそう)に匹敵するほどの強い感染力があると発表しました。これは、世の中にあるさまざまな感染症の中でも「最強レベル」の感染力であることを示しています。具体的にどれくらいの感染力があるかと言うと、1人の感染者から平均して8~9人ぐらいに感染させる力があるということです。武漢で発生した従来株の感染力が1人の感染者から2人ぐらいに感染させると言われていたので、変異したせいで、とんでもないウイルスに進化してしまったと言えます。
これほど感染力が強くなってしまうと、今までのような「2mのソーシャルディスタンス」とか「会食は4人まで」みたいな対策では、とても対応できません。今日の『チダイズム』では、「デルタ株」について、わかりやすく解説したいと思います。
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