大型開発オンパレードの札幌でいいのか

 今日は札幌西区へ。2030年・札幌冬季五輪招致にあわせた大型開発の目白押しを、田中啓介市議が鋭く告発。国が一体で進めているだけに、徹底的に私も「税金はくらし優先に」と訴えていきます。

 何しろ札幌市は、道内でただ1つ「福祉灯油」を実施しなかった行政区。さらに今冬の大雪では、ゴミ収集車も回れない、救急車もスタックして進めなくなるなど、生活がマヒする状況が生まれました。これで冬季五輪など開けるかと、多くの市民が疑問に感じたと思うのです。それが招致反対に半数という調査結果にあらわれています。

 高速道路から中心部へ、大きな渋滞はないのに新しくつくろうとしている「アクセス道路」は、3年前に総工費1000億円だったのに今や1200億円に増え、しかも下水道管の改修も必要だと200億円が追加。この後も建設費が増すことは懸念されます。アクセス道路は国と市の出資ですが、湯水のように税金を使っていいのかと厳しく問いたい。

 強めの風が気持ちいいほどの初夏っぷりの天気で、道行く方がチラシを受け取る姿も目につきました。ガッツポーズの激励や、自転車を止めて演説を聞いていく方も。宣伝していた真向いの家へあいさつに行くと、聞いてくれていたのか「がんばってよ」との一声も嬉しい。選挙区が広い北海道ですから、次に会えるかはわからないだけに、1回1回の演説を大事にしていきたい。

 ところで、札幌市を中心にクマの目撃情報が相次いでいます。クマと人間の居住環境が接近してきたゆえと思いますが、切り拓いて住み着いた土地を急に自然には戻せません。まずは移動に気をつけることや、生ごみなどを放置しないことでしょうが、専門家の知恵も結集して早い対策が求められています。今日はアース・デイ。気候変動対策とともに、どのように自然生息の動物と共生していくかも検討課題です。

 【今日の句】福祉には 金がないとか 言いながら

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畠山和也
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