学生の実態に、政治家は胸を痛めているか

 まさに台風一過と呼ぶような陽射し! 暑さに負けず終日、旭川市内を訴えてまわりました。この時期の参院選は、本当に体力勝負。丈夫な体に育ててくれた両親に感謝です。

 今日はいろんな出会いがありました。土曜だけど学校に行く途中という高校生が最後まで演説を聞いてくれて、「応援します。コロナ禍で十分に学校生活を送れなかった」。教育費の負担軽減策を、身近に感じてくれたようです。

 私の演説を、学生数人が必死にメモを取っている箇所もありました。聞いたら大学のゼミの一環だそうで、じっくり話す時間がなかったのは残念でしたが、このような学びを通じて主体的に社会や政治へかかわるようになってくれたら嬉しい。次の社会をつくる力が、若い世代には必ずあるのですから。

 学びは社会に還元され、社会を豊かにしていきます。だからヨーロッパなどでは高等教育まで基本は無償なのに、日本は「学んだことは本人の将来の利益」という狭い考えで、受益者負担を押しつけてきました。根本的な考えが違い過ぎる。

 その結果、高学費のもと学生たちはアルバイトが欠かせなくなりました。それがコロナ禍でできなくなり食に困って、支援会場に長蛇の列を成したのは、つい1年・2年前。学ぶどころか生活もできなくなった学生たちの現実に、政治家が胸を痛めるべきではないのか。

 旭川には、陸上自衛隊第2師団があります。今日も駐屯地のまわりを走りましたが、若い隊員の姿も目立つ。軍事一辺倒の議論ではなく、政治家は外交努力にこそ前へと出ていくべきではないのか。若い隊員たちを戦争に参加させることがないように、外交努力を尽くすべきです。

 世界は、いつまでも大国が牛耳るようなことを許してません。その一番の象徴が核兵器禁止条約の発効です。日本政府は核保有国との橋渡しをすると言うものの、先日の締約国会議に参加しませんでした。どうして、これで橋渡しができるというのか。

 日本こそ核兵器禁止条約に、率先して参加すべきです。明日は名寄市から南下して富良野市へ、引き続き憲法9条の価値を訴えていきます。

  8:00 名寄駅前交流プラザ

  8:40 ホクレンスタンド風連店

  9:25 士別市・道の駅

  9:50 アークス士別店

 10:40 北星信金剣淵店

 11:15 ホクレン和寒店

 13:10 スーパーふじ当麻店

 14:05 ベストム東神楽店

 14:45 東川町・道草館

 15:50 スーパーふじ美瑛店

 17:45 スーパーふじ上富良野店

 18:25 JA中富良野支店

 19:05 富良野市・フラノマルシェ2

 19:30 同・Aコープフォーレスト

 【今日の句】日本って ほんとに豊かな 国なのか

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畠山和也
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