道が、オホーツク海沿岸の新たな津波浸水想定を策定しました。雄武町10.0m、興部町9.3mなどに、冬の「流氷津波」が重なると被害が拡大する可能性があります。各自治体の減災・避難計画に、国や道も役割を発揮すべきです。
トルコ・シリアの大地震があり、あらためて自然災害の恐ろしさを痛感しました。北海道では、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震はいつ起きてもおかしくない状況です。日本海側も、奥尻島への津波被害をもたらした北海道南西沖地震を忘れられません。
備えは大丈夫なのか。札幌市の水道配水管は耐震化率29%(2020年度)にとどまり、すべての耐震化には現状の計画では80年かかる計算です。沿岸自治体での避難経路や避難タワーの確保・建設、避難所での物資確保、移動困難な方への厳寒・豪雪時の避難方法確認など、きめ細かい準備が必要になります。自治体職員だけでは手がまわらないので、町内会・自治会など住民のみなさんとの日常的な確認も必要だと思います。
どの党・予定候補も災害対策の必要性は訴えます。しかし、問題は財源。冬季五輪招致や大型開発の乱発ではなく、防災・減災の予算確保を最優先にと日本共産党は訴えていきます。
今日も党道委員会として街頭宣伝。厳しい寒さだったものの、岸田政権の大軍拡・大増税をやめさせようとの訴えに、署名をしてくださる方もいました。
【今日の句】何回も 命の重み 知ったなら