ラピダス支援も道宿泊税も、前のめりでいいのか

 今日から第1回定例道議会が始まります。開会にあたり、真下紀子・丸山はるみの両道議と街頭宣伝をおこないました。課題が山積みの北海道で、日本共産党道議団の果たしている役割は大きいのです。

 丸山道議は、小樽港へ米艦船が入港したことへの抗議から始まり、ラピダスの工場建設による周辺環境の悪化、また半導体の軍需転用の危険性などに触れて、道政が前のめりになることへの危惧を述べました。バスやタクシー運転手が足りない実態にも触れて、公共交通を支える国の責任をとも強調しました。

 今議会の大きな焦点である宿泊税について触れた真下道議。広い北海道では道民自身の道内観光や、出張・法事・治療などで宿泊する機会も多くあります。道外の観光客だけでなく、道民負担が増すことになります。新たな税収が何に使われるのか、どこが請けてどのように活用されるのか、まさに議論はこれからです。

 宿泊業は、大手資本やホテルチェーンを中心に働き手確保が進められ、地域資本の中小業者は働き手だけでなく設備投資もままならない現状です。宿泊税という名称ながら、使途目的は観光振興全般となれば、最も支援を必要としている中小宿泊業者への支援も薄くなりかねません。

 課題の多さから比べたら、国会ともども、道議会の日本共産党の議席が少なすぎます。ぜひ道議会の質問も聞いていただき、まわりの方へもお広げください。先んじて衆議院での議席回復へ力を尽くしたいと、私からも訴えました。

 【今日の句】道民のくらし 後回しじゃないか
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畠山和也
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