裏金づくりは自民党全体

 今日は、月初めの党全道地区委員長会議。8月のがんばりを確信に、党づくりでも総選挙勝利に向けても大事な9月と位置づけて、がんばりあおうと確認しました。麻生派での裏金づくりも明らかになり、金まみれの自民党政治を終わらせるために、私も力を尽くしたい。

 麻生派の裏金については、昨年の「しんぶん赤旗」日曜版12/10付で関係者の証言をスクープしています(写真)。曰く「派閥の例会で、名前を呼ばれた議員が別室に入ると、派閥幹部が、キックバック分の現金が入った茶封筒を手渡した」。

 この証言を裏づけるように、2017年分の収支報告書にキックバック(=裏金)とみられる記載はなかったと、赤旗では報じました。「麻生派では、最初からキックバック分を入れてパーティー券を印刷していた」という証言もあります。

 事前にキックバック分も含めて印刷し、議員も承知でパーティー券を売り、キックバック分は幹部から議員に手渡される--これを組織的と言わずして何と言うのでしょう。どの派閥でもおこなわれていた、自民党ぐるみの組織的犯罪ではないのか。

 自民党は裏金以外の「政治とカネ」問題でも、4年間で計13人の国会議員が起訴されています。まさに異常事態なのに、総裁選に立候補するという議員から、根本的な反省の言葉はありません。

 自民党に自浄能力がないのなら、世論を広げながら、選挙での決着しかありません。裏金の全容・真相解明と企業・団体献金の禁止へ、日本共産党の躍進が一番だと堂々と訴えていきたい。

 【今日の句】金まみれ 総裁選で ごまかすな
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畠山和也
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