「飲食店は年末を越えられるかどうか。持続化給付金をもう1回は出さないと」「商売を守るとともに、消費を広げるには消費税減税こそ。共産党にがんばってもらわないと」--立ち寄る店で次々と出される実態。ギリギリでがんばっている状況を、どれだけ菅首相はわかっているのか。
業者さんにお願いし、今日と明日とで動画用の撮影にまわります。今日は小樽市に足を伸ばして、コロナ禍での苦労や要望を聞いてまわりました。そこで出されたのが先の話。前に小樽市へ来たのが最初の感染拡大期で、町には観光客の姿がまったくなかった時でした。「まだ観光客数は元に戻ってないけど、市民が支えてくれているからね」との言葉もあり、小樽市民のあたたかさが伝わってきました。
「町の商店はモノを売るだけでなく、話を聞くことが半分なんだよ」という店の女性も。大型店にはない商店街の良さは、こうやってコミュニティができていくこと。コロナ禍はそれも阻んできたのですが、戦争も体験したこの女性は「私のように年をとっていても、新しいことに挑戦していかなきゃ」と、別の店主さんにも協力してもらってZOOM会議に参加するとか。聞いていた私のほうが元気をいただきました。
小樽市文学館では小林多喜二コーナーで生き方を見つめ直し、札幌で街頭宣伝のあとには青年たちとのトーク企画。ジェンダー平等や若い世代の閉塞感と変える力、本気の政権交代の思いなどを語りあいました。少ない人数で突っ込んだトーク企画になって、これも収録したのですが、短い時間でまとめるのは大変だろうと思うくらいの内容でした。
今日の雰囲気や中身は完成してからのお楽しみ、ということに。明日も街頭宣伝や収録でまわります。
【今日の句】集まれば やっぱり元気 湧いてくる