首都圏を対象として緊急事態宣言が発出されました。じゅうぶんな支援や補償が必要です。菅首相が国民に自己責任を押しつけて乗り切ろうと考えているのなら、到底許されない。そもそも今日の国会質疑にも首相みずから出てきて、自分の言葉で国民へ語るべきではなかったのか。
困難ななかにも朗報あり。札幌市では、収入減のひとり親世帯に5万円の特別支援金が実現しました。要請していた「北海道生活と健康を守る会連合会」がニュースを出していて、今日の北海道新聞にも実施の記事が出ました。要求し続けることで、変化は生まれてくるのです。今日は、その道生連との懇談でした。
他にもくりかえし道生連などが要望するなか、札幌市は昨年4月に国民健康保険の短期保険証を、窓口での留め置きでなく郵送しています。資格証明書についても「4月から新しい資格証は出さない」と回答があり、該当者は大幅に減ってきました。こう振り返ると昨年1年間で、ずいぶん変化は作り出されてきました。
とはいえ課題は、まだまだ多い。不安が広がるなか「死にたい」との電話がかかってくると言いますし、障害者施設の職員も「定期的にPCR検査が受けられれば、安心して働くことができるのに」との要望もうかがいました。「マスクと手洗いばかり強調されても、現場の努力だけでは限界です」との訴えも、しっかり反映させていきたい。
声をあげることから、希望はつくられます。困っているときは、遠慮なくご相談ください。
【今日の句】会食は 出ても国会 出ないのか