第1019号 新たなまん延防止措置を

 オミクロン株の感染拡大は高止まりし、奈良では連日のように過去最多の感染者が確認され、全国的には亡くなる方が連日150人を超え、過去最多を更新し続けています。

◆消えた楽観論
 第6波の感染拡大が始まった当初は、オミクロン株は重症化率が低いので死亡者も少なく、急速に拡大したとしても、同じスピードで急速に収束していくだろうという楽観的な見方がありました。まん延防止措置や自粛はもう必要ないという声も一部で聞かれ、政府もワクチン対応が遅れたように、事態を甘く認識していたことは否めません。

 しかし、徐々にオミクロン株の特徴が明らかになり、致死率は季節性インフルエンザよりも高く、また、感染者数も急速には減少せず、富士山のようなグラフの形でしばらく高止まりが続くことが明らかになってきました。

 また、たとえ重症化率が今までの株と比べて低くても、死者の絶対数が過去最多を更新し続けている以上、感染して死亡するリスクは今まで以上に高まっています。すでにオミクロン株の感染者が低下傾向にある欧米の例にならって規制を安易に緩和するのは早計です。

◆まだらな感染状況
 オミクロンの特徴として、短期間の感染爆発が挙げられますが、それゆえ市町村単位で感染者数に濃淡が生じています。感染者数は県単位で報告されるため見落としがちになりますが、事態の深刻さは市町村単位で緻密に見なければなりません。

 現在、奈良県全体では1日当たりの新規感染者数は1000人に1人程度の割合ですが、例えば生駒市を見ると、8日から10日の3日間の平均で192人、およそ200人の感染者が報告されています。

 そして、生駒市の人口が約12万人なので、1日当たり600人に1人が感染していることになり、県全体よりもはるかに深刻な状況です。

 この比率を東京にあてはめると、1日あたり2万3千人もの感染者が出る計算になり、現在の東京の感染状況よりも深刻と言えるでしょう。緊急事態宣言は都道府県単位ですが、まん延防止等重点措置は市町村単位で適用が可能です。やはり、奈良でも市町村の状況に合わせたまん延防止等重点措置の適用が必要な状況です。

◆まん延防止等重点措置の新しい形
 ただ、まん延防止等重点措置は、飲食店への時短要請が中心となってきましたが、オミクロン株は現時点で10歳未満~10代の感染がもっとも多い傾向があります。例えば9日の生駒市の年代別感染者を見ると、196人の新規感染者のうち、10歳未満が32人、10代が35人で、全体の3分の1を占めています。10代以下が夜の飲食店を利用する機会は限られていると考えられますので、飲食店の営業自粛を主とした対策では限界があるのも事実です。

 若年層の主な感染源は学校となっていることが推認され、学校感染を経た家庭での感染、そして職場感染や高齢者の方への感染が広がりつつあるのが現状です。まん延防止等重点措置の全国的な適用や延長は不可避であると考えますが、学校対策、そして人が集まる職場やイベントでの運用を変え、まん延防止等重点措置を新しい形に移行しなければ十分な効果が上がらないのではないかと考えます。

 

スタッフ日記 「オリンピック開幕」

第24回冬季オリンピックが、2月4日に中国・北京で開幕しました!パラリンピックは3月4日から開幕します。オミクロン株が猛威を振るい、世間では自粛と暗いニュースが続く中で、スポーツは私達に勇気と感動を与えてくれます。私は関西生まれなので、普段見慣れないウィンタースポーツを観る良い機会でもあります。皆さんが注目する種目は何でしょうか?

 先日、ボランティアの皆さんとオリンピックの話題になり「フィギアスケートやスノーボードの演技で、採点基準が分かりづらい!」と盛り上がりました。たしかに、選手が3回転したのか、4回転したのか、一瞬では見えづらく、たとえスロー映像で観ても、素人には判断できないことがよくあります。トレーニングを重ねて演技をする選手はもちろん、それを見て判定、評価する審判もまたすごいなと感心しています。

 今回開催国である中国を、私は2ヶ月間旅したことがあります。北は北京から、南京、武漢、成都、広州を経て、南はタイとの国境、西双版納(シーサンバンナ)まで約3,000km以上の長い旅でした。ニュースやテレビ番組を通して知る中国のイメージはあまり良くなかったのですが、現地を歩いて、自分の目で見て、地元の方々と話すと、違う印象を持つようになりました。

 報道では決して知ることができませんでしたが、そこに居たのは、素朴で、他人に気を遣い、優しい人たちばかりでした。今回の五輪をきっかけに両国の交流とお互いの理解が深まり、一人一人が審判団のように、良いこと、悪いことを正しく評価できる視点を持てると良いなと思いました。(新人スタッフN)

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