我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日は流通経済大学のスポーツ健康科学部にて講義。
今月は複数の大学での講義が入っており、候補者以外の活動が制限される参院選期間中にインプット・資料作成の時間をとることができました。
さて、私がスポーツの授業というと、少し意外かもしれませんが、私の政治活動の中でスポーツ政策というのは重要施策に入っており、様々な活動を行っています。
一方で、私もそうでしたが、若い時や学生時代はスポーツと政治がなかなか結びつきませんでしたので、東京2020に向けて行ったフェンシングの学校訪問等をはじめ、具体例を提示しながら政治家がどのような形でスポーツにかかわっているのか、どのようなスポーツ政策を掲げているのかなど、学生の皆さんにお伝えしました。
太田雄貴氏(五輪メダリスト・日本フェンシング協会会長(当時))の提案に即答でOKをしてくださった森田知事(当時)。
将来、プロスポーツ選手になられたり、体育の教師などを志す学生に講義をするのは私の中でも新鮮なことで、いつもとは異なる雰囲気を味わうことができました。
特に関心が高かったのではやはり「部活動改革」。
いわゆる部活動の地域移行です。
このことは先の6月定例会でも大きく私が代表質問で取り上げたことであり、スポーツ庁が提言した運動部活動の地域移行について、千葉県教育委員会においても、公立中学校における土日の部活動の地域移行を段階的に進めています。
現在、土日の運動部活動の指導を教員に代わって地域の指導者が行う国のモデル事業を柏市など4市町で実施しており、今後、その課題が全県的に共有されることになるかと思います。
課題となっている人材確保、あり方、費用負担等について国も含めて議論が深まっていく中で、子どもたちのスポーツ・体育にかかわる仕事を目指す学生にとっては大きな展開にもなるわけで、地域移行が進めば中学校の部活動は強制ではなくなるのか、体育の授業はどうなるのか、など、この授業を担当されている田畑亨先生と学生とも意見交換をしました。
これからの時代、学生の皆さんも時代を先読みし、政治や世の中の流れにアンテナを張って就職活動をしていくことが求められていると感じています。
講義後は地元に戻って、地域まわり。我孫子の歴史などを人生の大先輩から教えていただくなど、本日も大変有意義な1日となりました。
皆様に感謝の気持ちを持ちながら、日々、丁寧な活動を続けてまいります。