我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。
本日は松戸健康福祉センター(松戸保健所)運営協議会が開催され、我孫子市からは星野市長、今井県議とともに出席。
保健所は県、政令指定都市、中核市が所管しており、我孫子市は千葉県が所管する松戸保健所に属します。
千葉県内の基礎自治体で独自に保健所を設置しているのは政令指定都市の千葉市、中核市の船橋市と柏市のみで、他の市町村は千葉県が所管する保健所に属します。
松戸保健所は松戸市、流山市、我孫子市を所管しています。
※平成20年4月の柏市の中核市移行に伴い我孫子市民の利便性を考慮し、我孫子市保健センター内に「松戸保健所我孫子連絡所」が設置されており、窓口業務を行っております。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために臨時休館しておりましたが、昨年10月5日より業務再開されています。
この松戸保健所は県型保健所としては全国で最も管轄人口が多いのです。
【参考】
〇松戸市:496,862人
〇流山市:207,808人
〇我孫子市:129,862人、
合計 834,532人(令和4年10月1日)
しかも、松戸保健所管内の松戸市、流山市、我孫子市の特徴としては、千葉都民と言われる住民が非常に多く、東京都に隣接するために感染症の流行は東京都の影響を直接受け、必然的に感染者数も多くなり、多様な感染症が発生することにもつながります。
そのため、コロナの際は波が来るたびに保健所業務がひっ迫しており、これまで、幾度となく私も議会で取り上げてきました⇓
保健所の事業は多岐にわたっており、結核予防事業、HIVや梅毒の検査、DV対応、各施設や食の検査等に加え、災害対応においても大きな役割を担っています。災害対策基本法に基づき、発災後は災害救助法に従い被災者の保護にあたることとなっており、能登半島地震にも職員が派遣されております。
さらには新型コロナウイルス感染症対応は保健所が中心となったことで、職員不足や保健所の再編等が議会で取り沙汰されることも少なくありません。
私も議会で指摘をしておりますが、県においては専門職の確保が大きな課題となっております。
監査も思うように進んでいない状況を鑑みても、今後の体制のあり方については早急に取り組んでいく必要があると実感しました。
また、星野市長からは医師の働き方改革に伴い、小児・救急医療体制に関する課題が提起されました。
ちょうど昨日、今年度中に改定となる健康福祉部所管の各計画の試案について職員よりご説明いただいた中でも、やはり医師不足は喫緊の課題であることが示されております。
現場の声を県がしっかりと受け止めて、政策や予算に反映することで、県民の健康を担保していけるように、私自身も自分の立場で訴えかけてまいります。