千葉県初の豚熱の発生について

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

連日の雨などの悪天候により駅頭活動ができませんが、傘をさしてご通勤・通学・お出かけされる皆様のご迷惑にならないようにしておりますので、ご理解頂ければ幸いです。

 

本日から新年度。

気持ち新たにまた取り組みを加速させていきたいと思っております。今年度も皆様のご指導とご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

さて、千葉県初となる豚熱(CSF)が発生しました。

昨日3月31日に農研機構動物衛生研究部門で検査を行ったところ陽性が確認され、これを受け千葉県では家畜伝染病予防法に基づき、殺処分等の防疫措置を行うこととしました。

また、この防疫措置に要する経費について、10億円繰越明許費を設定する専決処分を行いました。

 

●概要
所在地:旭市
飼養状況:肥育農場 約5,480頭(肥育豚2,630頭、子豚2,850頭)
疫学関連4農場:匝瑳市 約150頭※1、香取市 約50頭※1、茨城県東茨城郡茨城町 約100頭※1、茨城県東茨城郡城里町 約70頭※2
※1:当該農場から10日以内に移動があった子豚
※2:10日以内に患畜と接触のあった繁殖豚

 

●千葉県の対応

(1)当該農場における出荷の自粛及び農場内の消毒の指導
(2)国の判定を受け、31日20時に県対策本部会議を開催
(3)当該施設における対象豚の殺処分等を実施
(4)県内の全養豚農場等に対する注意喚起
(5)発生農場の周辺地域で、畜産関係車両を消毒するために、消毒ポイント1か所を設置

 

千葉県は職員40人を交代で派遣し、民間の協力を含めて常時60人態勢で殺処分を行います。

 

本日も報道をご覧になったあらゆる方々から心配のご連絡をいただきましたが、豚熱は人に感染せず、感染豚の肉が市場に出回ることはありませんので、県民の皆様が不安にならないように我々も正確な情報を適宜、共有していきます。