【千葉県議会文教常任委員会】視察レポート③博物館・美術館の管理運営について

我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

さて、千葉県議会文教常任委員会の視察も最後のレポートとなります。

 

視察最終日は沖縄県立博物館・美術館へ足を運びました。博物館・美術館の管理運営について調査するためです。

 

まず、2008年度グッドデザイン賞を受賞している沖縄の城(グスク)をイメージして作られたデザインに圧倒されます。

 

 

全国的にも珍しいのが博物館と美術館が併設されているということでして、こちらh平成19年11月に開館し、年間の利用者数の目標を50万人としています。

 

博物館は沖縄戦直後の1946年に誕生した「沖縄民政府立東恩納博物館」が前身となっており、2016年で開館70年目を迎えたとのことです。

 

博物館では、地学・生物・人類・考古・民俗・歴史・美術工芸の各分野の資料を展示しているほか、関連イベントも開催しています。我々は学芸員の方にご案内していただきました。

 

 

沖縄の歴史を感じることができる展示に1日いても足りないほど。

生涯学習の場として、さらにも沖縄文化発信の拠点として、その役割を遺憾なく発揮している施設だと感じました。

 

 

美術館では沖縄の風土に育まれた、油画・水彩画・彫刻・版画・写真・映像等、近現代美術を中心に作品を展示されており、しっかりとまわってきました。

 

 

座学で施設の概要を学びました。

 

 

管理者は指定管理者(一般財団法人沖縄美ら島財団)となっていますが、学芸部門は県直営の形をとっております。

指定管理者は施設管理、広報、展示会等の一部事業を担っています。

空港に近い立地を活かして夜の8時まで開館しているというのもアイディアだと思いました。

 

 

敷地内で小学生が学んでいる姿も印象的でした。

 

 

今回の視察は昨年の予定を変更しての内容でしたが、県によって教育関係の取り組み方も手法も異なり、大変勉強になりました。

 

 

こうして、視察した内容をしっかりと県民をはじめ皆様方に報告することによって、視察の意義というものを理解していただけるよう、有意義な活動を引き続き心がけて、調査・研究により千葉県のために働いてまいります。