【新型コロナウィルス感染症】保健所区切りのわかりにくさ・・・

こんばんは、千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

今日は県民、保護者、市議の先生方などから頂戴した様々なご相談やご要望内容について、リモートで千葉県及び千葉県教育委員会と協議を行いました。

 

以前より、新型コロナウィルス感染症感染者の発表や情報提供に関して、「保健所毎」に、という部分が一般的にわかりにくいということで、保健所の説明等をブログや動画等でお話しをさせていただいております。

 

改めてお伝えすると、保健所は地域保健法に基づき都道府県、政令指定都市、中核市、施行時特例市、その他指定された市(保健所設置市)、特別区が設置します。

 

千葉県で言うと

●千葉県

●千葉市(政令指定都市)独自設置

●船橋市(中核市)独自設置

●柏市(中核市)独自設置

が保健所の設置主体として保健所を設置しており、千葉県が管轄している保健所は以下の通りとなります。

https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kenkoufukushi/soudan.html#ichiran

 

 
今回、お問合せいただいた内容は県立学校の集団感染についてです。県立学校に関しては県立だからと言って、すべて「千葉県の保健所」が主導的に動くというわけではなく、実はその県立学校の所在地がどこであるかで、担当保健所が決まります。
県立学校であってもその学校が柏市にあれば柏市の保健所が対応し、船橋市にあれば船橋市の保健所が対応する、ということになります。
 
今回のケースは柏市の県立学校ですので、千葉県の保健所が濃厚接触者等の特定をするのではなく、柏市が行います。
その柏市の調査に基づき、柏市在住の方は柏市で検査を行い、柏市外に在住の方は柏市保健所からその方が在住している保健所へと連絡が行くようになっており、そちらで検査をするという仕組みです。
 
ただし、この仕組みが非常にわかりにくく、また柏市の報道発表だけでは柏市民以外はどうなっているのかわからないことや、県立学校であれば県教委が情報を一括して出してほしい、などという声がありましたので、情報の整理や柏市との連携等について県に伝えました。
 
引き続き、県民の皆様にわかりやすい情報発信を求めていきたいと思います。