県庁で勉強会/決算審査特別委員会(手賀沼の特定外来水生植物対策)

こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日は千葉県庁にて会派としての勉強会(県土整備部)

 

 

その後は夕方まで県警、健康福祉部、教育庁と私の個人的な勉強会でした。

 

現在まだ決算審査特別委員会中です。

11月27日から12月定例千葉県議会開会する予定ですが、議会に向けて着々と準備を進めており、今週から本格的にあらゆる部署と協議を行い、理解を深めるとともに、改善点等を提案しながら勉強会を進めています。

 

2月定例県議会も来年すぐに始まり、予算委員会も入ってくるので休む暇もない状況です。

 

さて、我々の会派では決算審査特別委員会(岩波議員を選出)で手賀沼の特定外来水生植物対策について質疑を行っております。

(※決算審査特別委員会はあくまでも当該年度の予算の議決に基づく財務処理の全体を通して、その執行が適正、公平かつ能率的、合理的に行われたか否かの適否を審査するものです。)

 

質問:特定外来生物の駆除に向けた調査事業の金額と事業内容及び令和元年度に実施した調査事業は外来水生植物駆除対策全体の中での意味は?

 

千葉県:令和元年度の湖沼水質浄化対策事業の執行額2,885万3,970円のうち外来水生植物対策事業費は878万9,000円。事業内容は今後の計画的な駆除事業実施に向けて手賀沼における繁茂状況調査や効果的な駆除方法の検討などを行うもの。

事業目的は手賀沼と印旛沼で外来水生植物が繁殖していることから繁茂状況調査や効果的な駆除方法の検討を基に手賀沼においては水草刈取船を用いた駆除事業の実施を、印旛沼においても同様の検討を実施していくもの。

 

質問:令和元年度の外来水生植物の駆除に係る執行額と駆除面積はどのくらいか?

 

千葉県:金額や面積等は把握していない。

 

質問:繁茂面積は3年間でどの程度増えているのか。

 

千葉県:平成29年度との比較となるが、令和元年度までの2年間で1.7倍に繁茂面積が拡大している。

 

質問:もっと詳しく。

 

千葉県:手賀沼では平成29年度の調査においては手賀沼でナガエツルノゲイトウ39,635平方メートル、オオバナミズキンバイ2,832平方メートル、手賀沼流域の河川でナガエツルノゲイトウ4,672平方メートルの合計47,139平方メートル繁茂している。

令和元年度の調査においては手賀沼でナガエツルノゲイトウが38,568平方メートル、オオバナミズキンバイが33,803平方メートル、手賀沼流域の河川でナガエツルノゲイトウが7,066平方メートル、オオバナミズキンバイが69平方メートルの合計79,506平方メートル繁茂しており、2年間で1.7倍拡大している状況。

 

質問:繁茂のスピードが駆除のすぽーどを上回っているとどんどん増えていくことになる。令和2年度は必要な予算を確保しているのか。

 

千葉県:駆除対象面積は繁茂が拡大する面積を想定して算定することとしている。令和2年度は当初予算で湖沼における外来水生植物対策事業に要する経費として1億133万円を計上し、手賀沼の駆除じぎょうと印旛沼の繁茂状況調査を進めていく。

 

以上要約となります。

 

2月議会では令和3年度の予算委員会でしっかりと私から予算確保に向けて質疑を行っていきます。

 

今日は県庁での勉強会後に地元の市議の先生ともお会いしたりしていました。

 

終日、県庁で激論をかわした後、自宅で愛犬チワプーのメリーと遊ぶのが唯一の癒しです。

 

今日も皆さま、お疲れ様でした!