9月定例県議会閉会

こんばんは、我孫子市選出・千葉県議会議員の水野ゆうきです。

 

本日、9月定例県議会が閉会いたしました。

 

と言いましても、議会の有無にかかわらず、行政側とは常に協議を重ねております。

 

本日は、議会の合間に県警(我孫子市内の危険箇所横断歩道案件)、県土整備部(手賀沼堤防関連、建設業における労働災害)、商工労働部(飲食店のコロナ対策)と打合せを行いました。

また、議会後には、地元我孫子市でお預かりしている案件で、けやきプラザの不具合が修繕されていないということで、実際に確認に行き、千葉県の健康福祉部に確認をしてもらっています。

※けやきプラザは千葉県と我孫子市の複合施設です。

 

さて、9月議会に上程されました議案はすべて可決となりました。

 

発議案では

〇出産育児一時金の増額を求める意見書について

全会一致で可決となりました。

 

以下、私たち無所属会派『千翔会』が賛成したが否決されたものです。

 

〇選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書について

〇新型コロナウイルス無症状感染者への大規模検査を求める意見書について

〇不法体積廃棄物の再発防止及び悪質行為への厳罰化を求める意見書について

〇第6次エネルギー基本計画「素案」の抜本的見直しを求める意見書について

 

ここで気になることを書いておきたいと思います。

昨日の報道で、北朝鮮による拉致問題に関して、立憲民主党(千葉県6区)の生方幸夫衆議院議員が開いた市民との対話集会で「拉致被害者はもう生きている人はいない」などと発言していたことに対し、私は強い憤りを覚えました。

千葉県議会には「千葉県議会拉致問題早期解決の支援に関する議員連盟」があり、私はメンバーの一人です。

 

千葉県の国会議員がこのようなあり得ない考えを持っていたことにまず驚愕しました。

 

私は従前より立憲民主党が選挙で言っていることと、議会の対応が異なることに違和感を覚えている一人です。

今回の発議案の「新型コロナウイルス無症状感染者への大規模検査を求める意見書について」に立憲民主党の会派は賛成しませんでした。

国政などでは検査の拡充をうたっていますが、議会となると公約と異なる賛否をすることが不思議でなりません。

賛成会派は共産党、市民ネットワーク、平和党、千翔会です。

 

今回のこの発議案では以下が要望事項です。

1.学校や幼稚園、保育園、会社などを通じて検査キットを家庭に配布し、いつでも自主的な検査を行うことができるようにすること。

2.自主的検査を民間検査機関と契約して実施している企業、大学、商店街等に対して、財政的な支援を実施すること。

3.自主的検査で陽性が判明した場合、確定診断のための医療機関での検査は無料とすること。

 

私たちの会派は検査⇒隔離(基本は宿泊施設か入院)⇒治療

を主軸に9月議会での質問のみならず、ブログでも何度も書いていておりますが、議会以外でも何度も行政に対して要望を重ねてきましたし、8月の第5派では濃厚接触者等の検査が追い付かずにどんどんとまん延してしまったことは周知の事実です。

 

私は常に言っていますが、選挙の時だけ耳障りの良いことを言ったところで、本当に議会で同じことを言っているのかという検証は絶対に必要だと思っています。

私は目の前の机に前回選挙の公約チラシを貼り付けており、常に意識をして公約実現に向けて取り組んでいます。

いくら新型コロナウイルス感染症の影響があったとはいえ、そもそも、SNSがここまで普及している中で、ほとんど動きが見えないとしたら、それは大問題です。

 

選挙は任期4年間の審判です。

パフォーマンスで過激で非現実的なことを言うのではなく、政争や政局ではなく、県民・市民のために地に足をつけた活動をしっかりと行う政治家が増えることを願ってやみません。