先週、自由民主党から今年の夏に行われる第25回参議院議員通常選挙の候補予定者として私の公認が発表されましたので、この件について本日は、「なぜ参議院なのか?」について、私の考えをお話ししたいと思います。
参議院の魅力は何と言っても6年の任期です。どっしりと腰を据えて、腹を固めて政治に取り組むことができます。既にご承知の方も多いと思いますが、私は衆議院議員を4期務めました。その経験から衆議院、参議院の違いがよくわかります。衆議院議員選挙はもちろん政権選択です。従って、衆議院議員には常に解散がつきまといます。一方で、参議院議員には解散はありません。
だからこそ、国会活動にたっぷりと時間を使い、参議院で政策立案し、その実現を図りたいと思います。
さて、自民党と野党政党には決定的な違いが一つあり、それは自民党が現在与党だからこその違いでもあります。野党は基本的に、国会審議を通じて政府と議論します。一方の自民党は、いつでも政府と議論ができますし、法案などについては事前に議論ができます。
良くも悪くも、政府が出す法案は全て自民党内での議論を経たものです。自民党での議論が法案に反映され、自民党での決定、与党内での決定が政府案の決定と、同じ意味を持ちます。そして重要なポイントは、与党内=自民党内での議論は衆議院議員も参議院議員も全く同じ機会と力を持っているということです。党内議論や党議決定には、衆議院議員も参議院議員も同じ役割を担っています。
よって、先ほど申し上げた通り、日本の諸課題にどっしりと腰を据えて取り組んでいくには参議院議員というのは、私にとって大変やりがいのある立場だと考えています。
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