連合と「野党共闘」の微妙な関係。マイナンバー制度のフル活用を妨げる、選挙のための野合

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は日本維新の会と連合(日本労働組合総連合会)との意見交換会が実施され、私も政調会メンバーの一人として同席いたしました。

維新と連合と言えば「水と油」というイメージがありましょうし(?!)、確かに政策理念については隔たりがあるところも多いですが、さりとてすべてがことごとく異なるわけではなく。こうした意見交換会の実施は4回目になるそうです。

特に印象的だったの「マイナンバー制度」について。

連合の要望書には、マイナンバー活用についてかなり積極的な文面が並んでいます。そこで質疑応答の時間に浅田政調会長が意見を求めたところ、

「すべての口座にマイナンバーを紐付けるという報道もあったが、我々(連合)としては大賛成だ(要旨)

という明確な発言がありました。

勤労者としてはマイナンバーをフル活用して公平な徴税をしてもらった方が良いわけで、この点はむしろ維新の方向性と合致しています。

ところが、言わずとしれた連合の支持政党である民主党系(立憲、国民)はマイナンバー活用に極めて消極的であり、この点では明確なねじれが生じている状況です。

マイナンバー法案、自公維が共同提出へ 現金給付、口座登録で迅速に:日本経済新聞(2020年6月)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59983400U0A600C2000000/

現金給付などの施策を迅速化・効率化するための法案も会期末に提出されましたが、野党系が取り合わなかったために敢え無く廃案となったのは記憶に新しいところではないでしょうか。

個人単位ではマイナンバーに熱心な議員も(多分)おられるものの、支持母体の連合がこれほど強く求めていながら民主系政党がマイナンバー活用に舵を切れないのは、結局のところ共産党と野合をしているからです。

共産党は当初よりマイナンバー制度に対して「国家統制だ」というレッテルを貼り、非論理的な大反対キャンペーンを貼って我が国の行政効率化をひたすらに妨げています。

現在、この共産党のご機嫌を損ねると、選挙基盤の弱い民主系議員は共産党の票がもらえなくて討ち死するため、マイナンバー制度活用にひたすら後ろ向きになるということですね。

この構造は、憲法改正についても実は一緒です。

こういう、「目先の選挙に勝つために、本来やるべき施策が先送りされる」という状態は社会にとってマイナスしかないと思います。

なお、そもそも連合は共産党と民主系政党ががっつりと手を結ぶことには反対の立場であり、ここでも微妙な綱引きが続いているものと思われます。

「共産党とは目指す国家像が全く違う」連合会長(2019年9月)
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/22688.html

まったくの正論であります。

「組織対組織」や「選挙の理論」で政策が捻じ曲げられるのではなく、政策ごとに協力関係を結び実現を目指していく。

ハードルが高い理想論ではありますが、このあるべき姿をまずは目指し、引き続き我々としてはブレずにマイナンバー活用を始めとする政策提言を続けて参ります。

それでは、また明日。

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