こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は党務で、都構想以来の大阪へ。
駅から降りて歩いているとすぐに「音喜多さん!オレンジやからすぐわかったわー」と何人かの方から声をかけていただき、本当にありがたい限り。
東京(my選挙区)にいるより声がかかるのでは…?!←
党本部の周辺や、住民投票最終日にマイク納めをした心斎橋を歩いて、あのときの悔しさとか色々と思い出してちょっと泣きそうになりました。
都構想が実現した後の大阪、見たかったな。本当に。
山の登り方は変わっても、目指すべき理想と改革は変わりません。衆院選公約をしっかりとブラッシュアップし、政治を前に進めるために尽力していきます。
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さて、連日お名前を出して恐縮ですが、問題点をわかりやすくあぶり出していただける小西ひろゆき議員の話題です。
先日の参議院・予算委員会にて、東とおる議員が参議院議員の「歳費自主返納」の件を再び取り上げました。
一票の格差解消に与党の思惑が相まって、理不尽な定数増が行われた参議院。その負担増を補うために、参議院議員は歳費の1割を「自主返納」できるという法律が可決されています。
ところが以前のブログでも詳しくご紹介した通り、この約束した「自主返納」をやっていない議員が大量にいます。
そして今回、その理由が初めて(?)公的な場で明らかになりました。
「法案に反対したから守らなくてよい」
驚きの発言です。前日のダイナミックな脅迫・恫喝といい、小西議員の不規則発言には驚かされてばかりです。
異論はあったとしても、議論を尽くしてみんなで決めたルールならば、従わなければ民主的な社会は運営できない。これは誰でもわかる原則です。
確かにこの法律は「できる規定」の「自主返納」ではありますが、定数増に伴う財源を捻出しようという法の趣旨・経緯から考えれば、決まった以上はきちんと自主返納するのが当然です。
しかも、「法律に反対した」という立憲民主党は、衆参一律で削減するという法案を対案として出しているので、削減するという方向性は当時から一緒だったにもかかわらず何故か返していないのです。
こうした諸々の背景から考えられる、返さない本音は「お金が欲しい」「できることならビタ一文、自分たちの給料は減らしたくない」ということなのでしょう。
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こういう不誠実な対応をしているから、いつまで経っても与野党ともに国民に信頼されず、生産性の低い国会になっています。
ぜひ心ある立憲民主党所属議員は、率先して法の趣旨や立法経緯、そして自らの政治信念に従って「自主返納」をしていただきたいと期待します。党から強制されることではないはずですから。
私たちは引き続き、負担増の際に国民にお約束をしたことを継続して参ります。
それでは、また明日。