こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
都議選も終わったので、隙間時間に「新世紀エヴァンゲリオン」の完結編を鑑賞してきました。
※以下、ネタバレは多分ありません。思い出話が中心です
1983年生まれの私は、まさにエヴァンゲリオン直撃世代。生放送は見逃したものの、たしか一回目の再放送を見たのが中学1年生の時でした。
正直、当時の私に奥深いストーリーが理解できていたかは疑わしいものの、声優たちの魅力もあってハマったハマった。
トレーディングカードを夢中で集め、劇場版の公開日には始発から並び、当時は「入れ替え制」などがなかった映画館で夕方まで連続4回くらい鑑賞したりして。
「アスカとレイ、どちら派か」
という定番の話題から、
「エヴァンゲリオンは果たして、グノーシス主義の物語なのか否か」
というディープな議論まで、同級生たちと飽きることなく語り合っていたものです。
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今回の完結編を見て、映画としての評価云々というより、なんかもう「感謝」の一言ですよね。
一緒にここまで来てくれてありがとう、というか。
ダイジェスト版でこれまでの作品が流れる度に、ああ、あの頃はこんなことしてたなあと自分の思い出が一緒に蘇ってくる不思議な感覚。
僕ら世代にとってこの25年間は、間違いなくエヴァンゲリオンと一緒に歩んできた歴史。
ここまで同世代の共通言語となり、賛否両論の議論を呼び、話題の中心であり続けるアニメに、今後出会うことはできるだろうか。
出会えたとしても、年齢的なこともあって「ハマる」ことはないのだろうと思うと、やっぱりエヴァは文字通り「唯一無二」のものだと思うのです。
シンジくんは25年経っても相変わらずウジウジ悩み続けるし、明日も地球は回っていくのだけど、この物語を糧に人と私たちの未来は続いていく。
ありがとう、エヴァンゲリオン。
寂しいけれど、さようなら。
まだ未視聴の方は、ぜひ劇場で御覧ください。
それでは、また明日。