総合計画とは、地方自治体が総合的かつ計画的な行政運営を行っていくための基本となる計画であり、松戸市にとって非常に重要な行政計画です。松戸市3月議会において、令和11年までの松戸市総合計画を本郷谷市長が提案しました。この総合計画のなかには「市役所現地土地売却益35億円(現地土地を売却するので、新拠点ゾーンへの移転建て替え前提)」が盛り込まれています(添付資料の赤枠35億が現地土地売却益)。しかしながら、チバテレビの報道によると※、本郷谷市長は「現地建て替え案と移転案の両方をゼロベースで議論する」と発言したとのことです。これには、僕はびっくり仰天しました。3月議会において本郷谷市長自ら、「市役所現地土地売却益35億円」を盛り込んだ総合計画を提案し、可決させたのにも関わらず、「現地建て替え案と移転案の両方をゼロベースで議論」と発言することは「市長選挙の争点ぼかし」に他ならず、「極めて不誠実」です。加えて、その他の市長選挙出馬表明をしている一部の市議会議員は「市役所は現地建て替えが望ましい」と発言しているように報道されていますが、彼らは「市役所現地土地売却益35億円」を盛り込んだ総合計画を「続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』