憲法改正実現本部研修会に参加

IMG_2152憲法改正実現本部研修会が開催され、私も地元の皆さんと一緒に参加した。主催は自民党愛知県支部連合会。

ロシアによるウクライナ侵攻が激しさを増す中、隣国中国も覇権を求め軍事大国化にいそしんでいる。また、ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮の動向も予断を許さない状況だ。

確かに日本国憲法には全文にも「平和主義」が明記されているが、主権国家の根幹である国民を守り抜くための「国防規定」や「緊急事態条項」がない。ロシアのような強大な軍事力を有する国家の独裁的な判断で周辺国家の侵略をおこなう事態を目の当たりにし、今一度、国民の生命財産、日本の領土・領空、領海を守るための憲法のあり方について議論すべき時が来ている。

■ 第二次世界大戦以降の憲法改正回数
アメリカ 6回
フランス 27回
ドイツ 65回
イタリア 17回
インド 103回
カナダ 17回
中国 10回
韓国 9回
日本 0回

■ 日本国憲法のおかしいところの代表例(憲法改正実現本部研修会資料より)
1. 前文に「主権在民」と「平和主義」は記述されているが、「基本的人権の尊重」は記述なし。
2. 前文の「平和を愛する諸国民の公正と正義に信頼して、われわれの安全と生存を保持しようと決意した。」
→ 自国の安全と生存を他国民(諸国民)に依存するのか。
3. 自国の伝統や文化、歴史を踏まえた前文とするのが世界常識。その点の記述は皆無。

■ 憲法が時代の変遷などにあっていないもの(憲法改正実現本部研修会資料より)
1. 天皇
日本には国家元首が存在しない。外国賓客が来日の際に世界の慣例で行う儀仗も、先導するのは陛下でも総理でもなく統合幕僚長。
2. 国家・国旗
現行憲法に規定なし。世界の憲法はすべて規定されている。
3. 権利と義務
権利、義務は11条~40条に規定されているが、権利は28あるものの、義務は3(教育・就労・納税)のみ。
4. 緊急事態
ほぼすべての国の憲法に緊急事態を規定
5. 環境
世界的な課題である環境に関する規定がない。
6. 私学助成
89条に「公の支配に属さない教育に抗菌・公の財産を支出してはならない。」

■ 自民党が取りまとめた憲法改正4項目(憲法改正実現本部研修会資料より)
① 自衛隊の明記
② 緊急事態対応
③ 合区解消・地方公共団体
④ 教育充実
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横井利明
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