常任委員会の貼り付けは悩ましい

団長、幹事長一任になっていた名古屋市会常任委員会の委員の貼り付け。どの議員をどの委員会に配属させるかには、例年頭を悩ませるところ。

通常、一期生、二期生については、できる限り早い段階ですべての常任委員会を経験させる必要があることから、本人の希望をうかがいながら毎年、違う常任委員会に貼り付けていく。したがって新人議員は6年間で6常任委員会すべて経験することになる。

一方、他の議員については、本人からの申し出や該当年度における市政の重要課題に対応するため、団として総合的に判断して貼り付けを決めていく。

ただ最近自民党市議団では、特定の議員が特定の委員会に貼り付けられることが顕在化。私はこの12年間で9回、財政福祉委員会に所属し財政的な視点から意見を申し上げたり改善を求めたりしてきた。いわゆるプロ議員を団をあげて育成してきた。一方で、私が初当選したころは、「2年連続同じ常任委員会に配属することはしない。議員と職員との不適切な癒着を生む可能性を未然に排除するため」として、団の規定により所属委員会を毎年のように変更してきた。

もちろん、いまの時代、内部通報制度等議員の不正などができないような仕組みとなっており、不適切な癒着を生む可能性はかつてに比べて相当低下しているが、団をあげたプロ議員の育成か、それとも連続した所属委員会の自粛か、悩ましいところ。ちなみに横井利明は令和5年度、アジア競技大会など重要案件を抱える総務環境委員会に配属される予定です。
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横井利明
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