アフリカ開発会議:地球儀を俯瞰する外交を展開

昨日までの3日間、横浜にて第七回アフリカ開発会議(TICAD 7)が開催されました。TICADは日本が主導して立ち上げた、25年の歴史を持つ、国際社会のアフリカ開発フォーラムの先駆けとなった国際会議です。2013年のTICAD5までは5年に一度、日本で開かれてきましたが、アフリカ諸国の強い希望に応えてTICAD6は初めてアフリカのケニアで開催され、開催頻度も3年に一度となりました。横浜にとっても大規模国際会議が可能な都市としての評価を固めるきっかけとなった会議であり、今回で3度目の開催です。今回のTICADは、アフリカ53か国や国際機関等から、42名の国家元首・首脳級が訪日し、1万人以上が参加がしました。日アフリカ双方の期待の高まりに応える形で、ビジネスを議論の中心に据えられました。安倍総理から「今後のTICADが民間事業活動とイノベーションを推進するNew TICADとなる」との方向を示し、過去3年間で200億ドル規模であった民間投資が今後更に拡大するよう、政府として全力を尽くす旨表明しました。TICAD史上初めて民間企業を公式なパートナーと位置づけ、日アフリカ官民の直接対話を続きをみる

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