【自由を守る会】令和5年度一般会計決算に反対、苦言を呈す
【自由を守る会】令和5年度一般会計決算に反対、苦言を呈す
本日の東京都議会「各会計決算特別委員会」にて地域政党自由を守る会は、令和5年度一般会計決算、特別区財政調整会計決算について反対の態度表明を致しました。
つきましては、なぜ反対したのかの根拠となります決算に対しての本会の意見開陳(お姐超訳:小池都政への注文)をお示し致します
【政策企画局】
・国際戦略については、小池都政となってから知事の海外視察、在京イスラム諸国外交団情報連絡会参加、都立校国際交流プログラム等中東諸国に偏りがみられることから、外交は国の専権事項であることを自覚し、各国公平に都市間交流の枠を逸脱しないこと。
・外務長職においては外務省に依存することなく都独自の人材育成をはかること。
・知事及び秘書業務においては円滑な職務遂行をはかり、全ての会派の請願要望の受領や予算審議等の指摘事項を分け隔てなく対応すること。
【総務局】
・行政訴訟・民事訴訟においては判決結果を重く受け止め当該部門において適切に対応すること
・行政不服申し立てにおいては制度が都民のために機能するよう真摯な対応を心がけること。
・公益通報・職員目安箱については犯人探しや隠ぺい工作などをしない職員が安心して利用できる制度とすること。
・職員の負担や形骸化を回避するため、新たな部局の設置は慎重に慎重を重ねること。
・政策連携団体は現状維持にとどめ新設は慎むこと。
・独法法人の経営改善の徹底を図ること
・風通しの良い組織風土を醸成することで都職員自殺ゼロ、精神疾患等による休暇・休職防止に努めること。
・知事が独善的に決めるのではなく、職員が望む形の働き方改革を進め、「残業ゼロ」を早急に実現すること。
・女性職員が働きやすい幹部職体制を構築し昇進試験受験者を増やしていくこと。
・服務事故ゼロを目指し非行を防止する職場づくりに取り組むこと
・特別区財政調整交付金は特別区が求める配分割合に引き上げること。
・市町村総合交付金については政策連携枠の恣意的運用を諫めること。
・災害時における区市町村の福祉避難所設置支援拡充をはかること
【財務局】
・入札不調が増加するなかで公正性を堅持した契約調整機能をはたすこと。
・今後30年間累計ベース約17兆円増加する社会保障関係費についての財政措置について将来への備えを講じること
・都債において、早期の償還と起債の抑制に努めること。
・公営企業等の自立性を促すために繰り出し金につては厳しく精査すること。
・都有財産は再開発のために事業者に払い下げるのではなく都民のために有効活用すること
・職員団体事務所については、無償供与面積を減らすか賃料を徴取すること。
・予算書において、款項目節全ての事業の金額と費用対効果が分かるDX化をすすめ都民に公開すること
【教育庁】
・教職員による児童生徒へのあらゆる暴力について、不適切指導でくくるのではなく「教員によるいじめ」を定義づけ、当該教員の厳正なる懲戒処分はもちろんのこと、刑事訴訟法に基づいた告発義務を果たすこと。
【福祉局】・一時保護所入所期間長期化防止対策を講じ、子どもの意見表明体制を確立し、また施設における自殺防止対策をはかること。
・警視庁との虐待情報全件共有を実現し、虐待及び虐待死ゼロを推進すること。
・滝山病院事件をうけ、躊躇なく予告なき立ち入り検査を実施する等患者の人権と命を守る体制を強化すること
【子供政策連携室】
・子供の居場所におけるヒアリング結果は関連する部局で共有し事業に反映していくこと
・セーフティ・レビュー、事故情報データベース構築事業は、児童虐待死亡事例等検証部会、監察医務院、都立病院、消防庁等関連機関と連携を図り子どもの事故防止を図ること
・ヤングケアラーにおいては、都独自に悉皆実態調査を実施し、条例制定に向けた検討を開始すること。
【警視庁】
・キックボードの規制緩和に伴い事故・及び飲酒運転の増加が懸念される中、都民の安全性確保のための取り締まり強化及び安全対策に取り組むこと。
・モペットは販売者及び利用者に対する交通ルールの周知及び安全対策に取り組むこと。
・DV・ストーカー対策においては各警察署の連携を密に測り被害者の命を守る対策を講じる一方、加害者再発防止策を講じること
・性犯罪被害者支援制度を周知情報提供をし活用してもらうこと
・スクールサポーター制度を積極的に活用し、学校など関係機関の連携に努め、活動の浸透を図ること。
【消防庁】
・不適切な通報を含む緊急を要しない119番通報対策を講じること
・救急相談センターの体制を拡充強化すること
・特別区消防団分本部施設の需要に対応し風通しの良い相談体制も構築すること
・会社員の消防団員増にあたり、操法大会の集合時間含め現状に則した効率的な活動とすること
・太陽光パネル設置義務化にあたって、消防団におけるパネル火災対応と対策を講じること。
【環境局】
・太陽光パネル義務化条例において、設置を望まない設置ができない都民が外部不経済をこうむらない対策を講じること
【産業労働局】
・プロジェクションマッピング事業については、費用対効果が懐疑的であるし、生活困窮対策等喫緊の課題が山積していることから中止を検討すること。
【建設局】
・葛西臨海水族園においては、ランドスケープを守るための検討会等においては設計者の意見を尊重し、偏りのない人材を選定すること
【会計管理局】
・公金管理については運用収入低下傾向をふまえ、専門性を持った人材確保し運用収益の最大化を図ること
・都型公会計制度を導入したい自治体を支援すること。
【デジタルサービス局】
・都職員に負担を強いない行政手続デジタル化を全庁横断的に進めること。
・CIO協議会など通じ、デジタル化ニーズ等につき、区市町村へはきめ細かな支援をすること。
・恣意的採用のないICT職採用をはかること。
・来年はデフリンピックも開催されることから統一基準を策定し、都庁HPにおけるウェブアクセシビリティの徹底をはかること
・空飛ぶクルマについては、費用対効果、都と事業者の責任分解点を厳しく精査し、都度見直すこと
・「TOKYO Data Highway 基本戦略」において5G整備促進により区市町村の取組を後押しし、公衆Wi-Fi整備も進め「つながる東京」を実現すること
・ガブテック東京については都事業を複数受注しているがコードフォーJapanが代表理事がフェローに就任していることから、利害関係を一掃した受発注の健全性を担保すること。
【スタートアップ・国際金融都市戦略室】
・スタートアップ戦略においては、支援・育成したベンチャーが東京に根付き経済を活性化し雇用を創成、税収増に貢献するようはかること。
・開業ワンストップセンター、ビジネスコンシェルジュ、アクセラレータ支援において産業労働局や大使館商務部による援助業務等との二重行政を諫めること
・官民連携ファンドにおいては、棄損せぬよう各事業者の回収額・リターン・運営状況を厳しく監視しすること。
・サステナブルエネルギーファンドにおいては、風車による絶密危惧種への被害、レーダーを阻害する国防上の問題に常に配慮すること。
【主税局】
・地価の高い東京における都独自の税制措置について社会状況にあわせて適宜講じること
・低廉な徴税コストでの高い徴収率を今後も維持をすること
・都内耕作放棄生産緑地においては徹底的に実態調査し宅地並み課税等対策を講じること。
【監査事務局】
・地方自治法改正にともない、議員選出監査委員を廃止すること。
・住民監査請求は公平な監査を行い、不実施、棄却の場合も指摘された問題点は真摯に受け止め事業に反映させること。
【人事委員会】
・各種公務員手当は状況変化に合わせ、不要と判断すれば廃止すること。
・新卒受験者の激減を踏まえた人材確保の対策を講じ、障がい者雇用も促進すること。
【選挙管理委員会】
・投票所における障害者への合理的配慮の徹底をすること。
・選挙管理委員は、公明性の観点から元議員等政治関係者を選任しないこと
・主権者教育を推進し若年世代の投票率向上を図ること
【収用委員会】
・長期化する収用事案が散見される中相談支援センターを活用し迅速な問題解決をはかること
【議会局】
・付託された請願・陳情は採択の如何を問わず全文掲載すること。
・都議会議事堂のWi-Fi環境を整備すること。
【お姐総括】
一人会派として干され続け…今般実に6年ぶりの決算審査でした。
合計15部局約300問の質問をさせていただき、一つ一つの事業の費用対効果を質した次第です。
自由を守る会は、行政は議会へきめ細かな情報を提供した上で、決算を徹底精査した上で予算編成をすべしと考えております。
一方石原知事任期中4件であった専決処分も、小池知事は2期だけで17件も実施しています。
その場その場で政府や執行部との調整もおろそかに、耳目を集める事業を唐突に打ち出してきた姿勢が本決算でも散見されたことについて、都民と議会軽視であり、予算に向けて民意を反映しすべく、これ以上東京の緑と文化を破壊しないこと、「入るを量りて、出ずるを為す」べしということを強く指摘し、反対致しました。
また、公営企業会計決算の方は、ODAIBAファウンテン計画を水面下で進めた臨海地域開発事業会計及び、未だ小池知事の側近野田数氏が東京水道(株)の社長に収まっている水道事業会計にも反対した次第です。
しかし、こうしている間も都議会Wi-Fiが遅い!!遅すぎるっっ!「つながる都議会」の早急な対策を求ム!
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【都議会】各会計決算特別委員会(11月20日)
市町村総合交付金・知事選前のバラマキ・太陽光パネル義務化条例など
諸問題を鋭く質問!
それに対する小池都知事の反応はいかに・・・
議会軽視は許しがたし‼
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