旦那からもらえない?!特別定額給付金問題に迫る

いよいよ風薫る五月にはいりました。
今月はお姐のお誕生日であり、一年で最も愛する季節でございます。今年のGWはお天気も良く、恨めしい思いではございますが、ここはじっと我慢いただきまして、引き続きましての外出自粛と3密回避、うがい手洗い、ランナーの方はマスクのご協力をお願い申し上げます。
もちろんこれまでも、都民区民の皆様にはご協力を賜っており心より御礼申し上げます。

【各自治体の対応が分かれる特別定額給付金】
江戸川区では今日からコールセンターを開設!!(拍手👏)
多くのメディアにも取り上げられた喫緊の状況にある方の「先行申請」。区民の方は以下ぜひご参考にされて下さい。

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新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策として、江戸川区に住民票のある方に一律10万円が支給されます。お急ぎの方は特別定額給付金コールセンターをご利用ください。
コールセンター電話番号:03-5662-6591
江戸川区HP 「特別定額給付金の申請について」
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こちらも開設されてます!わかりやすいのでご活用下さい。
総務省 特別定額給付金 ポータルサイト

この有事にあり、各自治体が地域住民の命と生活を守るために、条例・法令順守をしながらも知恵を絞った独自の取り組みに注目しております。

北海道 東川町で10万円支払い開始、湧別町も1日から (北海道新聞)

10万円給付、1日から受け付け開始 栃木県内 (下野新聞)

早速、支給された自治体もあれば、東京23区でも品川区・足立区が今日からオンライン申請を開始し、16区が申請時期は未定(本日時点)となっております。
こういう時に、その地域の首長(知事、区市町村長)がどれだけ住民を大切に思っているのか、覚悟があるのか、時に政府と対峙してその住民利益を引き出していくか、読み取れるものですね。
ここは各地の首長の「あっちがやったならこちらもやるぞ!」と「善政競争」に期待したいものです。

【お姐に奥様方からSOSが届く!】
そんなこんなの5月初日の本日。朝一番お姐のもとにメッセージが届きました

「お姐さんお変わりありませんか?
ネットやテレビでひとりひとりではなく世帯主の口座に振り込まれると確認しておりますが、家庭内別居中の夫婦の場合世帯主の口座に入ってしまうと奥さんが旦那さんからもらえないという事が出てきます。もう決まった事とは思いますが個別に貰える方法はないものでしょうか?」

これまでも、ママ仲間とSNSメッセージ、オンライン会話で「特別定額給付金」について、やり取りをしておりますとですね、えぇ所謂、「家庭内別居」的に夫婦仲が悪い方は

「旦那絶対に私にくれない」
「言い出せる関係性がないから切り出せない」

別に夫婦仲が悪くなくても
「旦那絶対、私の分はもちろんのこと子どもの分まで全額使っちゃう」
「それでなくてもずっと家にいてギスギスイライラしてるのに10万円よこせというのがストレス」
「古今東西、亭主に現金渡したら戻ってくるわけがない」

という声が飛び交っておりました。(どの発言がお姐かはご想像にお任せします)

給与天引きの「源泉徴収」と違い、いったん懐に入ったお金を確定申告して頂き納税していただくのは、説明責任やらもろもろ徴税コストがかかるように、一度旦那の懐に入った現金を徴収するのは火炎太鼓芝浜の昔から難儀なんですよ!!!(<どうやらコノヒト世帯主ではないらしい…)

夫婦ケンカ

「あんた!さっさと、お出しなさいよ!あたしのお金でしょ!」
なんて喧嘩腰で吹っ掛けるわけにもいかず

ご亭主様のご機嫌の良いところを見計らってですよ
「あのさ、例の件だけどね。もう入金された? 学校休校、外出自粛で3食子ども達がご飯を食べれば家計も大変でね…」
とか切り出すのがいかに面倒で負担なことかが容易に想像されます。

そこで私たちは気づくのです…

そもそもなんで「世帯主」に支払われるのだ!
独立した成人なのであるし、別々に支払われてしかるべき!という問題に。
日本全国の奥様が「世帯主制度」の問題を改めて実感・痛感したのではないでしょうか。
(世帯主が妻の場合や、全て収入を奥様に召し上げられている等、その逆は夫君の皆様にあられても然りでございましょう)

【地方自治体も憂慮、総務省に物申す?!】
そこで!!東京都総務局の非常に都民思いで条例や法律およびコロナ対策関連事業を精査され詳しい担当課長に急ぎ確認を致しましたところ…

案の定、DVや家庭内暴力がなくても、「夫の口座に入ると使われてしまう」「家庭内別居状態で回収できない」という問い合わせが多数寄せられているとのことでありました。(当たり前や!)
勿論、支給手続きを実際に行う区市町村へも、苦情や戸惑いの問い合わせもあり、東京都も各区市町村も、早急な支払い先の対策にむけ総務省へそれぞれ、要望や提言、意見、問題を伝えているとのことでした。
ガンバレ!東京都!頑張れ区市町村!

【家庭内暴力(DV)、虐待被害者は急ぎ申し出を!】
一方、国会、地方問わず女性議員はいち早く、離婚ができておらず、加害者に居所を知られないため避難先に住民票を移していないDV被害者が給付金をうけとれるよう、急ぎ対応策を政府に求め実現しております。
該当者の方は、以下と今お住まいの自治体のHPを確認され、加害者が先に手続きをしてしまう前に申し出をされるようお願い申し上げます。

千正康裕様のサイトがとても分かりやすいのでご紹介します

【緊急】DV被害者が10万円給付金を受け取る方法 

特別定額給付金に関するお知らせ  (総務省作成)

地方自治体関係部署への政府からの通知はこちらです

配偶者からの暴力を理由とした避難事例における特別定額給付金関係事務処理について(令和2年4月22日付け内閣府男女共同参加局推進課暴力対策推進室事務連絡)

配偶者からの暴力を理由とした避難事例における特別定額給付金関係事務処理について(令和2年4月22日付け総務省自治行政局地域政策課特別定額給付金室事務連絡)

4月30日が一応申し出期間とはなってますが、それを過ぎても大丈夫です。
DV被害者と虐待被害者で親元から逃げている方も同等に扱われるということですので、あきらめないで担当窓口にご相談下さい。
そして、お姐はハッと気づきました。一時保護所や児童養護施設にいる、虐待された子ども達の給付金が、保護者のもとへ行ってしまうのではないか!?と

【被虐待児の受給権利を守れ】
そこで、急ぎ先の担当課長に合わせて確認したところ以下対策が取られることを確認しました。
現時点ということではありますが、何とか子ども達の手元に届けることが出来そうでホッとした次第。

☆支給市区町村☆
・住民票が、入所施設の所在地に移っていない場合であっても、施設所在地の区市町村から支給

☆保護者からの申請の取扱い☆
・保護者から申請があった場合でも、当該保護者には支給せず、入所児童に支給することが原則

☆給付金の申請・支給☆
・施設職員による代理申請が基本。ただし、児童本人による申請も妨げない
・いずれの場合も児童本人名義の口座に振り込むことが基本

☆今回の「特別定額給付金(仮称)」係る事務処理の流れ☆
・4/30までに入所した児童
⇒ 5/1~8の間で、「措置等自治体」と「住民票所在区市町村」・「施設所在区市町村」間で調整
・5/1以降に入所した児童
⇒ 随時、「措置等自治体」と「住民票所在区市町村」・「施設所在区市町村」間で調整
※ 本人等からの申請は不要

☆国からの通知等☆
・4月27日、総務省から通知あり
施設入所等児童等に係る特別定額給付金関係事務処理について
・厚労省の関係部局からも児童福祉及び障害福祉担当課室に対して連絡予定 とのこと

既に、所管である東京都福祉保健局は関係各機関へ連絡・情報共有を行ってているとのことです。
「期間も限られているところ、引き続き、遺漏のないよう取り組んでいく」と返事を頂きまして、お姐も心強く思ったところです。
ガンバレ東京都福祉保健局!

【お姐総括!】
根本的問題は、世帯単位で戸籍が作られる戸籍制度にあり!
マイナンバー制度が導入されたように、技術的には個人単位で戸籍を作ることは、十分に可能なはず!!

都民によってはプライバシーについて疑義を持たれる上に、七面倒くさい手続きを渋々乗り越えて手続きしたマイナンバー制度、こういう時に活かしてくれなきゃ!政府、総務省、宜しくお願いします

旦那(女房)に、使われる前に!!!
世帯主ではない妻(夫)(お姐的には子ども個人にも)への支給可能な手続きの実現を!

▼賢明なる細君の皆様は、急ぎ以下サイトにアクセスし総務省へ物申しましょう!
「各府省への政策に関する意見・要望」

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10万円くれない
今回blog動画はこちら!

自由を守る会代表 上田令子チャンネル

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