新型コロナに不安を抱える妊産婦サポート事業開始します!
新型コロナに不安を抱える妊産婦サポート事業開始します!
【新型コロナウイルス感染症に不安をかかえる妊婦の方へ】
~分娩前ウイルス検査費用の助成と、新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援を行います~
「新型コロナウイルス感染症の流行が続く中で、妊産婦の方はご自身のみならず胎児・新生児の健康等についても不安をかかえて生活を送っている状況にあります。
東京都では、国の令和2年度第二次補正予算の成立を受け、出産を間近に控え、希望する妊婦の方が新型コロナウイルスのウイルス検査を受けていただく場合の、検査費用の助成及び「新型コロナウイルスに感染した妊産婦に対する寄り添い型支援」を次のとおり令和2年9月10日(木曜日)より実施します。分娩前ウイルス検査費用の助成と、新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援を行います。」
柱となる支援は以下の二つです。 東京都HPはこちら
◆無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成(新型コロナウイルス感染症)
◆新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援
【帝王切開を強要されないか?!心配の声が届く】
妊婦向けの検査体制が整いつつある中、いち早くお姐のもとへSNSやメイルにて「陽性となった場合“帝王切開”を強要されるのではないか?!」という心配の声が、妊婦さんご自身、そして妊婦さんをケアされている方々から届きました。
そこで、お姐は東京都議会の文書質問制度を通じてシッカと確認させて頂きました次第。
お姐「陽性となった場合、帝王切開の強制・誘導はされないか、自然分娩を希望したときにどのように支援していくのでしょうか。」
福祉保健局「検査を希望する妊婦に対しては、結果が陽性となった場合、医師の判断により分娩方法等が変更となる可能性があることなど、事前にかかりつけ医が丁寧に説明することが重要。都は、東京都医師会や東京産婦人科医会と連携して、説明に必要な事項を整理し、本事業開始前に、かかりつけ医へ周知。」
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お姐としては「帝王切開」以外の選択肢を与えられず、妊婦さんからも自然分娩希望が言いづらい雰囲気とならないか?!一番気になった点です。
結果的に「帝王切開」となったとしても選択肢を出していただけなかったり、強いられたりするのと、丁寧な説明を聞いて、本人が納得して判断するのとは大きく違うものです。
お姐も経験がありますが妊娠中はホルモンの影響もあるのかとてもセンシティブになりがち。産婦人科の先生、スタッフの皆様と良い信頼関係があっての「幸せなお産」となるわけですので、そこを確認したかったわけです。
福保見解では、妊婦の意思を尊重、説明も重要とし、それを医師会等を通じて地域のかかりつけに周知するということで、ひとまずほっとしました。
ちなみに念のため陰性バージョンも確認。
お姐「陰性となった場合の通院病院等との情報共有と対応は、どのように進めていくのでしょうか。」
福祉保健局「東京都医師会や東京産婦人科医会などと、検査の具体的な実施方法や、検査結果の情報共有等について調整している。」
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現時点は調整中とのことですが、PCR検査結果の都の共有方法は「FAX」であったりと指摘もされているなかで模索しながら進めているようです。こちらも定点観測してまいりますね。
陽性、陰性いずれにせよ、検査にあたって妊婦の皆様は遠慮せず、忖度せず、望む分娩方法を率直にお医者様にまず伝えて下さいませ!
【ハイリスク妊産婦含め隅々まで情報を届けて】
さて、この事業自体は大歓迎ですばらいいものだからこそ、情報がいきわたることがとても大切です。
そこで、あまねく妊婦さんにどう伝える確認。
お姐「個々の妊産婦や医療機関・助産師への本事業の情報提供はどのように行うのでしょうか。」
福祉保健局「都は、本事業における検査の流れや、陽性となった方への相談支援などについて、分かりやすく紹介するリーフレットを作成し、区市町村、医療機関、助産施設等に配布するとともに、かかりつけ医等を通じて妊産婦に情報を提供。あわせて、東京都ホームページも活用し、本事業について広く周知」
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↑今ココ!
最も確実に情報を届けなくてはならないのは、心身、経済面等様々な課題を抱えていらっしゃる「ハイリスク妊婦」さん。
お姐「ハイリスク妊婦への情報提供は、どのように進めていくのでしょうか、区市町村による対応も含め伺う。」
福祉保健局「(前述見解を踏まえた上で)また、区市町村では、全ての子育て家庭の状況を妊娠期から把握し、関係機関と連携して、継続した支援を実施」
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すでに区市町村では母子保健事業をそれぞれ展開・提供しています。タテワリのはざまに妊婦さんがこぼれおちてはなりませんから重ねて確認しました。
お姐「都や区市町村の従来の施策、ことに区市町村の妊婦検診・保健師との連関につき、ご説明ください。」
福祉保健局「都は、とうきょうママパパ応援事業において、全ての妊婦の面接や産後ケアなどを実施する区市町村を支援し、悩みや不安を抱える妊婦に対する継続的な支援を実施。区市町村では、こうした取組に加え、妊婦健康診査や、新生児訪問指導、乳幼児健康診査などを通じて状況を把握し、必要な場合は、関係機関と連携しながら支援。
さらに今回、新型コロナウイルスに感染した妊産婦に対する支援を実施することとしており、都としては、こうしたあらゆる機会を活用して、区市町村と連携し、支援」
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ということですから、広域な冠事業を提供する東京都と、親子健康手帳(母子健康手帳)(←お姐注:江戸川区でこう呼称しております)を配布し、妊産婦を把握している区市町村と、一人も取りこぼしのない連携を強く強く望むものです。
【産後の子育てを支えて】
今回のもう一つの目玉となるのが出産後のサポート。
お姐初産の時代は、江戸川区保健所の乳児検診で名物鬼保健師さんに説教されて、新米ママ凹み事件が多発(笑)したものですが、今や時代は令和。そんなことがあってはなりませぬ。
ゆえに、どのような人、組織がサポートするのか探り(笑)を入れた次第。
お姐「寄り添い型支援事業は、委託事業を想定しているとのことですが、委託先はどのような組織・企業を想定しているか、具体的にお示しください。」
福祉保健局「本事業の実施に際しては、新型コロナウイルス感染による健康不安や育児指導等が求められることから、保健師等の専門職による、こうした対応が可能な団体等への委託を想定」
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保健師で構成される協会のような組織に委託をする模様です。
優しい保健師さん(笑)を何卒何卒よろしくお願いします!
そして、生まれた赤ちゃんにも思いは当然及びます。
お姐「新生児が陽性の場合の出産後のサポートについては、どのように進めていくのでしょうか。」
福祉保健局「新型コロナウイルスの感染が認められた妊産婦で、自身だけでなく、胎児又は新生児の健康や出産後の育児等について不安を感じ、当事業における相談支援を希望する方を対象に、保健師等の専門職が支援する寄り添い型支援事業を実施。
支援にあたっては、定期的な訪問や電話などにより、不安や悩みを傾聴し、健康管理や育児に関する専門的な助言等を行う。」
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去る8月28日から、業務が膨大となっている保健所の負荷を軽減するためと、育児などの事情により、やむを得ず自宅療養を選択せざるをえない方々にむけて
新型コロナウイルス感染症の自宅療養者を対象にLINEを活用した健康観察システムが導入されています。この寄り添い事業にも大いに活用されることでありましょう。
【お姐総括!】
お姐blogをご覧の妊産婦の皆様、また妊産婦が周りにいる皆様、ぜひ周りへの情報提供・拡散・シェアをお願いいたします。
そして、生涯一度、一期一会の出産ですから、妊産婦さんたちは、遠慮なさらず、希望を医療関係者や保健師の方々に伝えて下さい。
産後、おっかねー保健師さんに遭遇して凹んだら…お姐までご一報ください(苦笑)
しかしながら…
赤ちゃんが生まれてもバブルの余韻を残すロングヘアのお姐@新米ママを
← こんなん💦
「あなた!!赤ちゃんに髪がかかってるわよ!雑菌がついてしまうじゃない!ちゃんと縛りなさい!!」
と、髪留めゴムをくれて説教して下さったことは目の覚める想い出で、今そろそろろ孫がいてもおかしくなくなった年代となっては感謝しかありません。
怒るのではなく叱るのって勇気と愛情が必要。母親の必須要件を知った瞬間。
それこそが「闘う母性」ハハノミクス!の原点なのでありました。
☆「アフターアベノミクスは、ハハノミクス!カーチャンパワーで日本を元気に!」
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