小池知事“オキニ”都議の辞職を&一人会派処遇改善に注目!

いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が明日に迫りました。
上田令子も地域政党自由を守る会も、7月の大会開催については、延期・中止を去る4月30日に小池百合子東京都知事に申し入れしていたところでありますが、開会の運びとなっている現実を前に、選手の皆様、東京都職員をはじめ大会に関わる関係者の皆様の「安全・安心」を心より願うものですし、無意味な反対運動で事業の阻害をするつもりは微塵もございません。

その初日午前中に、大会中に議長・副議長不在では各式典にでることもままならないことから、急きょ都議会本会議臨時会が明日開催されます。

【無免許人身事故以外にも次々に明らかになった驚愕の事実】
華々しい大会とは裏腹に、小池知事が選挙区調整をしてまでも守りたいほど「寵愛」していた都民ファーストの会公認板橋区選出木下ふみこ都議が、選挙期間中に免停中の無免許運手で人身事故を起こし全会派致で辞職勧告決議案の決議が行われること(詳細お姐blog参照)は、都議会としてはなんと不名誉なことでしょうか…。
更には驚愕の事実が本日次々と明らかになっております。

【独自】“無免許”運転で人身事故の都議 “当て逃げ”か 被害者が初証言 2021.7.22 10:53 TBS

“無免許”都議 過去5回・・・免停中のバイク走行映像 2021.7.22 13:32 ANN

この報道の中で特筆すべきは、
「捜査関係者によりますと、過去3年間で、5回も免許停止処分を受けていた木下都議。違反の内訳は、速度違反2回、携帯電話使用2回、信号無視1回、一時停止無視1回」

「この事実に、専門家で元千葉県警交通事故捜査官の熊谷宗徳氏は、「責任感に欠けていると、思わざるを得ないですよね。免許の停止を5回受けているという方が、世の中にどれだけいるか。もう交通違反の常習者と言われても、仕方がないと思いますね」」

という部分ですね。都総務局の「懲戒処分の指針」には「無免許運転、著しい速度超過等の悪質な交通法規違反をした職員は、免職又は停職とする。 」とあり、“当て逃げ”が事実だとすれば「故意犯」なので都職員であれば懲戒免職です。
それまでは重度の過労で公務も休んでいながらも事故翌日に嬉々として、木下都議の応援にかけつけた都民ファーストの会特別顧問小池知事は「抜擢」「重用」「公認」の説明責任は回避できないことが明らかになったともいえます。

是非、明日の都議会臨時会は是非リアルタイムでご覧いただけましたら幸いです。
令和3年第1回臨時会 7月23日(金曜日)本会議(10時から配信予定)

【一人会派の議会活動保障を求めて、わたしはあきらめない】
さて、新議会構成のため当面必要な諸般の事項について御協議いただくため、事前協議会が去る7月15日に開催されました。すべての会派が出席はするのですがそのメンバー公表もしてはならないし、都民は傍聴もできないし、議事録も残らない私からすれば「非公式」な会議体でございますが、一応発言の場が確保されているということで、会期のはじまりで一人会派の処遇が決められてしまう「悪しき古い慣習」があることから理解を求める資料を準備して臨みました。
木下ふみこ都議の辞職勧告決議を全会派一致で決めたところまではよかったのですが、この有事にあって、あっさり半日で終わるべきではないとお姐も含め、自民・公明・都民ファースト以外の会派が求めたところ、座長(どことは言わぬが第一会派)がヘソを曲げたか、突如会議を打ち切って、お姐の発言の場が失われたのでした…(号泣)

そこで、懲りずに明日、本会議臨時会直前の午前8時に開催される「世話人協議会」にて、渡しそびれ言いそびれた思いのたけを手短に(苦笑)届けさせて頂きます!!

都議会新任期開始にあたって申し入れ

 明日(7月23日)より、東京都議会議員の新任期(第21期)が開始します。
 早速、臨時会が招集され、午前10時から本会議が開かれて、新たな正副議長が選出されます。
 本会代表の上田令子は、一人会派「地域政党自由を守る会」として都議会では活動を進めて参ります。
 東京都政におきましても、本会の基本政策と先の都議選で掲げました都政政策の実現に全力で取り組み、都民のみなさまのご期待にお応えしていく所存です。
 新任期でも、一人会派として議会活動を取り組むことに先立ち、都議会各新会派に以下の申し入れを行いました。
 国政政党の大会派だけでなく、地域政党の多用な少数意見が尊重される都議会の実現に向け、みなさまにおかれましても、引き続きのご支援、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

21期各会派世話人 各位
地域政党自由を守る会 上田 令子

一人会派の議会活動保障についての申し入れ


 民主主義において、最終的な意思決定は多数により決定されますが、その前提として「少数意見の尊重」のもと、熟議が尽くされなければなりません。なぜなら、多数派のみで意思決定がされてしまうと、多数派の利益が極大化され、決定に過ちや事情変更があったとしても正されず、結果として少数者の権利を侵害することになります。人類は、長年の英知により確立された民主主義の体制にあっても、この「多数の専制」により過ちを犯し、ときに人命さえ奪ってきました
 私たち第21期東京都議会議員は、先の選挙で都民から直接、選出され、都政を付託されました。民主主義の聖堂たる都議会議場に立つ時、この人類の歩みに深く思いを馳せなければいけません。
 新任期においては、わが会派を含め一人会派(単独会派)が5会派に及ぶことから、これらの会派の議会活動の機会が制約され、少数意見が切り捨てられてしまうことが絶対にない議会運営がなされるよう、大小問わず全会派・全議員に呼びかけるものです
 つきましては、以下の事項を要望いたします。
 各位におかれましては、真摯な議論の上、速やかに実現していただきますよう、お願い申し上げます。

(1)常任委員会選択の自由の尊重と固定化しないこと。
 新任期始めの各常任委員の選任にあっては、大会派の意向のみを優先するのではなく、少数会派の希望を聴取し、尊重してください。例年、第3回定例会で行われる委員の交代に際しても、同様の対応とし、一人会派であっても任期を通して同一委員会に固定化されないようにしてください。

(2)議会運営委員会、同理事会への参加を保障すること。
本会議ほか、議会全体の運営の方向性などを確認する重要な議長の諮問機関であり、各会期の付議案件が最初に公式に明らかにされる場であるにも関わらず、前期までは一人会派が除外され、意見は反映されず、議会局から事後報告をされるだけでした。理事会については、傍聴すら許されません。オブザーバーなど何らかの形での出席と発言の機会の確保、意見の反映を求めます。

(3)予算特別委員会、各会計決算特別委員会、公営企業決算特別委員会等の特別委員員会への参加を保障すること。
 前期まで一人会派は、予算特別委員会、各会計決算特別委員会、公営企業決算特別委員会等の特別委員員会には委員を一度も出せず、知事以下、全理事者が出席し、答弁に立つ予算・決算審査に参画することができていません。これは、会期ごとにドント方式により各会派に委員が割り振られるためです。これに任期全体で委員を割り振る「通しドント方式」に改め、任期中、一度は一人会派を含む全議員が特別委員として予算・決算に参画できるようにしてください。まさに議会制民主主義に反することから、可及的速やかな参加の保障を求めます。

(4)コロナ関係対策会議(東京都議会災害対策連絡調整本部)への出席・参加の保障すること。
 新型コロナウイルス感染症対策は、都政においても最重要課題です。ところが、前任期においては一人会派は傍聴すら許されませんでした。(3)同様、一人会派にも、出席と発言の機会の保障を求めます。

(5)委員外議員の発言制度を柔軟に運用していくこと。
 少数会派は委員を出していない常任委員会・特別委員会に付託された議案については、全く質疑や意見を述べることができません。委員外議員の発言制度を柔軟に運用し、質疑や発言の機会を与えてください。

(6)情報公開推進委員会への出席・参加の保障すること。
 都議会の情報公開は、都民の権利であり、アカウンタビリティの基本です。(3)同様、一人会派にも、出席と発言の機会の保障を求めます。

(7)議会改革検討機関への出席・参加の保障すること。
 前任期の議会改革検討委員会は、「検討」は勧められたものの、具体的な成果は全く得られず、検討課題の申し送りさえされませんでした。この間、一人会派は傍聴すら許されませんでした。(3)同様、一人会派にも、出席と発言の機会の保障を求めます。

(8)政務活動費調査等協議会との意見交換の機会の保障すること。
 (3)同様、一人会派にも、出席と意見交換の機会を求めます。

(9)本会議討論の機会を保障すること。
 前任期までは、本会議における討論は複数会派しか認められず、一人会派は各議案への意見や留保条件を述べることができませんでした。一人会派にも討論の機会を求めます。

(10)本会議における議案質疑機会の保障すること。
 昨年来、補正予算について、本会議即決議案への質疑が一人会派にも認められるようになりました。引き続きこの運用を継続するとともに、質疑時間の拡大を求めます。

(11)都議会提供番組への出演機会確保すること。
 都議会提供の幹事長・政調会長テレビ討論番組では、一人会派は討論に参加できないばかりか、存在すら紹介されません。一人会派も討論に参加し、見解が紹介されるようにしてください。

(12)予算要望の際の知事への手交・面談機会を確保すること。
 各会派からの予算要望の際、大会派は知事が直接対応していますが、少数会派は副知事対応となっています。全会派が知事と面談できるよう、議会として執行機関に求めてください。

(13)議員提案・委員会提案による条例づくりに向けた超党派の勉強会・検討会等には一人会派にも参加を呼びかけること。
 議員提案の活性化は、議員の政策立案能力を向上させ、議会改革の進展につながります。前任期においては、大会派中心で進められ、少数会派は立案プロセスには参画できず、提案直前になって案文が示され、賛否が求められました。少数会派も立案プロセスから参画し、意見が反映され、よりよい案ができるよう、全会派に求めます。

以上

【お姐総括!】
お姐、田中正造先生のごとく食い下がってまいりますゾ!!
マハトマ・ガンジーの有名な名言
「ある国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱いかたを見ればわかる」
「ある議会の偉大さと議会改革推進は、その議会における一人会派の扱いかたを見ればわかる」

今からでも遅くありません!!
都議会及び3大会派、自民党、都民ファーストの会、公明党に「一人会派の処遇改善」を求めてください!
「一人会派にも平等な発言の場を」
「一人会派を予算・決算に」
「一人会派の常任委員会選択の自由を」
等など上記からピックアップして声を届けてくださいませ。

▼投稿先
東京都議会

★小池知事が寵愛する木下ふみこ都議が居座る黒いワケ|無免許事故★
コロナ禍に乗じた博報堂への104億円も都民の血税が費やされていることも早くから注目していての今回の博報堂出身都議の「事件」。都民ファーストの会誕生前からすべてを知るお姐が語ります!

自由を守る会代表 上田令子チャンネル

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