県内医療機関への負担を軽減し、医療逼迫を防ぐために、県民の皆さんにぜひお願いしたい2つのこと。

2022年7月31日 午前中。眠い目をこすりながらのブログ。昨晩は、久々に熟睡した。よほど疲労と睡眠負債が溜まっていたのだろう。熱い紅茶で頭をシャキッとさせて、本日最初のブログに取り掛かった。 前回のブログで、新型コロナ感染者の急増に伴う医療の逼迫を防ぐことが急務だと指摘した。「国の新たな体制整備を見極めつつ、県民の皆さんと協力して知恵と工夫を重ねていく」とも。 この点を踏まえ、今回のブログでは、医療機関への負担を少しでも減らすための「県民の皆さんに対する2つのお願い」を書かせてもらう。29日(一昨日)の会見でも詳しく説明したが、とても大切な話だ。改めて、「直滑降」でも、県民の皆さんに趣旨を伝えておく。 1つ目のお願いは、医療機関の新たな受診方法に協力していただくことだ。県では、今後、「抗原定性検査キット」の無料配布を行うことを決めた。ブログ末尾に添付したスライドを見ながら読んでもらえると、分かりやすいと思う。 新型コロナに対応する診療検査外来は、現在進行中の第7波の影響で、パンク寸前の状態になっている。が、その中でも、症状の重い人や重症化リスクの高い人が、適切な医療を優先して受けられる状況を整えなくてばならない。そのため、症状が軽く重症化リスクの低い人が受診前にご自分で検査を実施できるよう、「抗原定性検査キットの無料配布」を行うこととした。 対象となるのは、群馬県在住の60歳未満で発熱等の症状がある人。かつ基礎疾患がないなど、重症化リスクが低い人だ。 このキットで自主検査をしていただいた上で、陽性になった人にだけ診療検査外来での受診をしていただく流れを作りたいと思っている。そうすることで、症状のある全ての人が検査外来に集中してしまうという事態を避け、医療機関の負担を軽減することが可能となる。 現在、詳細を関係者と調整中だが、8月上旬から実施出来る見込みだ。申込み方法等が決まり次第、改めてお知らせする。 ついては、今後、配付予定の無料キットも含め、自主検査で陽性になった方々は、その結果を医療機関に持参した上で、受診をお願いしたい。 なお、軽症の人、具体的には「体温が37度台で食事が取れるような人」は、休日や夜間は控えて、平日の日中に受診していただくよう、お願いします。 感染拡大の初期段階では、感染を広めないという目的で、出来るだけ早めの受診をお願いしてきた。しかしながら、感染が激続きをみる

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