2025年7月5日:パート2 午前11時。熱いミルクティーを飲みながら、本日2本目のブログを書き始めた。 先般、桐生市の新市庁舎建設をめぐり、現職の自民党県議と企業関係者を含む4名が逮捕された事件で、県政に激震が走った!! 「何事もなかったような顔」で乗り切れると高を括っている(?)人たちもいるようだが、自分が見る限り、この事件が県政に与えた衝撃は、まだ収まっていない!!参院選にも影響があることは、前回のブログで述べたとおりだ。 この事件の直後から、知事として出席した様々な会合で、必ずこの問題に言及している。その上で、「県庁幹部が逮捕されたわけではないが、人ごととは思っていない!!県としても、改めて襟を正していく」という発言を繰り返している!! 群馬県のトップという立場から、この問題を心から憂いていること、県としても「綱紀の粛清」を図っていくことを県民に伝えるためだ!! 加えて、挨拶では、こんな話も付け加えている。 「残念ながら、この問題は、まだ終わっていない気がする。他の問題や事件にも広がっていく可能性を危惧している!」と。 自分が特に心配しているこの事件の余波は、「今回の事件が他の案件にまで広がって、更なる逮捕者が出るとか、過去の同様の事業に関する不正が暴かれる」みたいな流れになることだけではない!!さすがに、そこまでの構図に発展する公算は低い気がする!! 最も懸念しているのは、この事件を契機に、群馬県が「地方の利権構造の象徴」として、世間から厳しく叩かれる可能性だ!!そう感じる理由は、大きく言って、次の3点だ。(1)過去3年間で、県都である前橋市の副市長、藤岡市の副市長が逮捕され、桐生市の前副市長(実質的に現職)が警察の事情聴取で議会の欠席を余儀なくされている。ここに、現職県議と県内有力企業の役員が逮捕される事件まで加わってしまったこと!! 知事会見でも話したが、少し前に、東京の知り合いの記者から電話をもらった。 「次々に逮捕者が出てるみたいですけど、群馬県、大丈夫ですか?!(苦笑)これって、保守王国の構図の中で生まれた利権の構図なんでしょうか?!そもそも、一太さんのお陰で、群馬県自体が以前よりずっと目立っているし、マスコミからも狙われると思いますよ!!」(2)上記の記者の発言を裏付けるように、複数のメディアが県内の過去の事業、特に同様の構図が疑われる(?)続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
群馬県が地方政治に蔓延る「利権構造の象徴」としてメディア等から叩かれる可能性を強く懸念!!
