なぜ、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府の要請にいち早く応じることを決めたのか?:その7

2020年3月7日 本日の午前中、広島県でも初めて新型コロナウイルス感染者が確認された。少し前にこのニュースを見て、県の健康福祉部長に電話した。今日も6、7件のPCR検査が予定されているようだ。夕方には、結果が判明する。 昨日、県議会の本会議で、令和元年度の補正予算が可決された。群馬県議会の定数は50。前橋市長選に立候補するために辞職した自民党県議1名を除く現職は49名。そのうち、47名(共産党所属の2名を除く全会派の県議)が賛成してくれた。起立していただいた皆さん、ありがとうございました!! 当日の本会議では、共産党の伊藤祐司県議が反対討論を、自民党の大和勲県議が賛成討論をやった。2つの討論に、真剣に耳を傾けた。国会議員時代の自分なら、伊藤県議の反対討論に対して、このブログで徹底的に(?)反論したはずだ。(笑)が、知事として7ヶ月余りが経過した今、そういうことはしない! 反対意見の中にも、常に傾聴すべき点がある。そもそも、(考え方は違っても)全員の県議が「群馬県を良くしたい!」と思っているのだ。 ただし、これだけは書いておきたい。新型コロナウイルスに関する今回のブログシリーズで説明してきたように、知事として「政府の要請に沿う決断」をしたのは、義理人情を大切にしているからではない!(キッパリ)それが県民のためになると判断したからだ。が、それはそれとして、「上毛かるた」にも謳われている義理と人情は、とても大事だと思っている。 過去のブログにも何度か書いた覚えがありますが、私が最も嫌いなのは、「信義」の欠如した人間なのです。例えば、自分が困った時にだけ周りに助けを求め、目的を果たしたら途端に知らん顔をするみたいな「ジコチュウな生物」は最悪だ!!(怒) それどころか、(世の中には)お世話続きをみる

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