なぜ群馬県が都道府県の中で最初に「5月末までの県立学校休校措置の延長」に踏み切ったのか?:その1

2020年4月23日:パート2 間もなく22時。本日14時30分からの知事・定例記者会見で、5月6日までとしていた現行の県立学校の休校措置を「5月末まで再延長する」と発表した。 これまで、岐阜市や熊本市等が、臨時休校を5月31日まで延期することを決めている。が、都道府県の中で、5月末までの休校継続を決定したのは、群馬県が最初だと思う。 知事として県立学校の休校措置の延長をいち早く打ち出した理由は、大きく言って次の3つだ。(1)これまで、全国及び近隣都県の感染状況、本県における感染の現状や課題、世界各国の情勢等を注視して来た。非常事態宣言の最初の対象地域に指定された群馬の近隣都県の状況は、依然として深刻だ。感染爆発寸前(?)の危険な状態が続いている。 加えて、群馬県内でも、伊勢崎の有料老人ホーム等でクラスター(集団感染)が発生。ここ最近、院内感染も続けて報告されている。群馬県の今の医療機関による受け入れ体制等から考えても、群馬県の置かれた状況は、極めて厳しいと言わざる得ない。(2)新型コロナウイルス対策は、専門的な知見に基づいて決定、実行されるべ続きをみる

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