「noisy minority」(声の大きな少数派)に惑わされず、国民の真の声を聞く感性を磨け。

2020年6月20日 昨日(6月19日)、県内で実施されたPCR検査は58件。全て陰性だった。少し前に、武藤健康福祉部長から電話があった。本日の検査件数の報告を受けた。夕方には、結果が判明する。感染者が判明した場合は、迅速に対応する。 さて、24年前に参議院議員に当選した。最初の6年間、保守王国と呼ばれる群馬県で、随分、新しい政治活動の実験をやった。東京では、若手議員たちと勉強会を立ち上げ、積極的に政策を発信した。週末は、真面目に地元を回った。自分なりに一生懸命、仕事をしているつもりだった。 ある晩、地元の長老たちに呼び出された。県内の有力者が集まっていた。その場で、みっちりとお説教された。 「あなたのためだと思って、ハッキリ言わせてもらう。あんたは、県民に評判が悪い。業界の人たちも、『貢献が足りない』と怒っている。地元の先輩である某参院議員を見習ったほうがいいよ。このままだと、次の選挙は危ないぞ。」 別の会合の席では、有力な業界人からもお叱りを受けた。その時の言葉は、今も耳に残っている。 「あのね、一太君は、うちの会社に公の仕事を持って来たことがないでしょ?具体的な口利きを、ちっともやっていない。それじゃあ、うちの社員にも応援してくれって頼めないよね。その点、00先生は違う。やり方をよく勉強しなさい。そうじゃないと、県民の気持ちは離れちゃうよ。」 こう見えても、素直な性格だ。県内で厳然たる影響力を持つ長老たちの言葉に、真摯に耳を傾けた。最初のうちは、深々と頭を下げ、こんなふうに答えていた。 「とにかく夢中でやって来たので、そんなふうに思われているとは、気がつきませんでした。これからは十分、注意したいと思います。引き続き、ご指導ください。」 その後も、県内のある政治系統に所属する長老グループを含む一部の人たちから、事あるごとに、「山本一太は県民に評判が悪い」とか、「それに比べて、00議員は(利益誘導が得意なので?)人気がある」とか、「このままだと、次の選挙は落選する」とか、そんなことを言われ続けた。 が、あんまりしつこく悪口を言われるので、「本当にそうなのかな?」と思い始めた。この方々が言うことと、自らの地元での体感が全く違っていたからだ。 地域の後援会を回ってみると、温かい言葉をかけてくれる人が多かった。 「一太君、頑張ってるね。感覚が新しく続きをみる

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