文化観光推進法による「群馬県立歴史博物館イノベーション推進拠点計画」の認定が決定〜古代文化集積地

2020年8月17日:パート2 夕方から新型コロナ対策に関する緊急のオンライン会議をやることになった。まだ少し時間がある。最近、とても嬉しかったことを書き留めておきたい。 文化観光推進法に基づき、群馬県が申請していた計画が国から認定された。本年5月に施行されたばかりのこの法律の狙いは、美術館、博物館などの文化施設を観光の拠点とすること。その上で、地域の文化資源や温泉地などの周遊による長期滞在を促し、地域経済の活性化に繋げることだ。 8月12日。国がこの法律による10件の事業計画を初めて認定した。そのうちの1つとして、本県の「群馬県立歴史博物館イノベーション推進拠点計画」が承認されたのだ。地域創生部関係者の粘り強い努力に敬意を表したい。 本県は、言わずと知れた日本一の埴輪県。映画「大魔神」のモデルとなった国宝「挂甲武人埴輪」や、国宝決定となった「綿貫観音山古墳出土品」の埴輪など、数多くのすばらしい埴輪が出土している。 加えて、最近、テレビ番組でも取り上げられた日本のポンペイと呼ばれる「黒井峯遺跡」、「甲(よろい)を着た古墳人」が発見された「金井東裏遺跡」などの「榛名山噴火関連遺跡」は、世界続きをみる

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