2020年10月25日 昨日(24日)、県内で19名の新たな新型コロナ感染が判明した。少し前のブログで(先週の会見でも)、「濃厚接触者を含めて実施する大規模な検査の数を考えると、暫くは県内でこのレベル(?)の数の感染が続くかもしれない」と指摘した。 「県としては、1つ1つのケースに迅速に対応している。県民の方々にも、冷静な受け止めをお願いしたい」とも。 予想の範囲内とはいえ、新たなクラスターも発生している。さらなる警戒が必要だ。 感染者の大きな傾向は変わっていない。今後の展開によっては、知事と副知事が手分けをして訪問し、様々な協力を要請したブラジル、ペルー、ボリビア以外の在京大使館への新たな働きかけも検討する。 あと数時間で、今日の新規感染者数が分かるはずだ。流れによっては、明日にも臨時会見を行う必要が出てくるかもしれない。今晩も副知事や担当部長、首席補佐官等と連絡を取り合う。 知事に就任して1年2ヶ月。激甚化する自然災害、豚熱(CSF)、新型コロナを含む様々な危機管理はもちろんのこと、デジタル化の推進やブランド力の向上、地域経済の活性化等に全力で取り組んで来た。どの都道府県知事も同じだと思うが、24時間、生まれ育った故郷(群馬県)のことばかり考えている。 新型コロナウイルスの感染拡大(パンデミック)という未曾有の事態に遭遇して以来、ほとんど非常事態のような状況が続いている。知事として、素早い決断や実行を優先せざる得ない場面も多かったが、それでも2元制民主主義システムのもう1つの主役である県議会との関係は(自分なりに)重視して来たつもりだ。県と市町村との連携強化にも一貫して力を注いでいる。 2人の副知事、3人の外部アドバイザーを含め、全ての県庁職員は続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』