東京五輪豪州女子ソフトボール代表が来県〜事前合宿先(太田市)の宿泊施設や球場を視察:その5

2021年6月4日 午前11時過ぎ。県議会での追加補正予算に関する質疑を終え、知事室に戻った。 3つの会派から、3人の県議が質問に立った。短い時間だったが、内容の濃い質疑だった。もともと、群馬県議会は、質問のレベルが高い。公明党の水野県議や、共産党の伊藤県議からも、前向きな提案を頂いた。 自民党からは、金井康夫県議(自民党政調会長)が、会派を代表して質問を行った。金井県議は、自民党県議団きっての政策通だ。今回も、県の新たな事業者支援制度に関して、分かりやすく解説。その上で、こちらがアピールしたい点を上手く引き出してくれた。(感謝) ついでに言わせてもらうと、金井県議は、県職員にも評判がいい。え?地域を代表する県議から、(時として)県に対する厳しい指摘や注文を受けるのは当然だと思っている。が、それはそれとして、この人は、県職員(幹部でも若手でも)に威張ったり、怒鳴ったり、ましてや恫喝するかのような物言いは一切、しない。むしろ、前向きな提案を「一緒に実現しよう」という感覚で接してくれている。 だからこそ、逆に、関係部局内にも、「要望を真剣に検討しよう」という空気が生まれる。こうした金井県議の姿勢は、知事としても学ばせていただきたいと思う。 県庁職員は慎重だ。知事である自分の前で、特定の個人の悪口を言ったり、批判したりする人はいない。ただし、立場は違っても、県庁職員だって感情のある人間だ。1人1人がプライドを持って、それぞれの仕事に打ち込んでいる。同じことを伝えるにも、言い方というものがある。そうでしょう?! 今、群馬県は非常事態にある。知事として、県庁職員に難しい注文や厳しい指示を出さねばならないことも多い。「檄」を飛ばさねばならない局面もある。が、それでも、相手の人格攻撃になるようなことは絶対、口にしない。地元秘書たちに対してもそうだ。 最大会派の自民党県議団と言えば、高校の先輩にあたる星名幹事長のことも、心から信頼している。いい機会なので、どこかで、知事の「県議会に対する思い」を綴ったシリーズを掲載しようと思っている。そんなことを発信する知事、全国でどこにもいないと思うからだ。 さて、ここからは、太田市内で事前合宿を行なっている東京五輪豪州女子ソフトボール代表に関するブログの続編。 東京五輪豪州女性ソフトボール代表チームの続きをみる

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