県営ワクチン接種センターの能力増強は、各方面の理解を得ながら丁寧に進めたい。

2021年7月21日:パート4 気がつけば夕方。今日も、あっという間に終わった。(ふう) 今回のブログでは、15時からの会見で発表した県営ワクチン接種センター接種能力増強の大きな方向性について説明する。ブログの末尾に添付したスライドを参照しながら、読んでいただけると分かりやすいと思う。 先週の記者会見でも言及したが、ファイザー製ワクチンの供給減に伴い、全国の自治体が、「ワクチン接種の減速」を懸念している。ファイザー製ワクチンの供給減を受け、本県においても、6月下旬には、1日あたり約2万回だった市町村の接種能力が、8月には、約1万2千回まで減少すると推定されている。 こうした状況の中、本県では、モデルナ製ワクチンを使用する県営のワクチン接種センターにおける接種数を増やすことにより、今後も1日約2万2千回程度の接種能力を確保出来る見込みだ。 この点については、先週の記者会見で、説明させてもらった。 ご存知のとおり、群馬県は、全国に先駆けて県営の大規模接種センターを立ち上げた。そのため、センターで使用する「モデルナ製ワクチン」は、計画どおりの数量を確保している。体制が整えば、さらなる接種の拡充も可能な状況だ。 上記の流れを踏まえ、モデルナ製ワクチンをフル活用し、市町村の接種能力の低下の補完、県全体の更なる接種加速化を図るため、県営ワクチン接種センターにおける接種能力の更なる増強を行う方針について、県庁内で議論を重ねている。 現在、関係部局と検討を進めている具体的な増強内容は以下のとおり。(1)県央ワクチン接種センターに関して、これまで接種会場として使用しているGメッセ群馬の「展示ホール」に加え、8月の一部期間、「メインホール」を新たに接種会場として使用することを検討。(2)既存ブースにおける接種能力の拡大に向けた「予診・接種人員の増員」、更には、「群馬モデルブースの稼働率向上」などを実施。(3)東毛ワクチン接種センターにおいても、小学校校舎に隣接する「体育館」を有効続きをみる

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