群馬県知事が「都道府県魅力度ランキング」を厳しく批判している真の理由:その1

2021年10月14日:パート2 20時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。 本日の日程を、ざっと振り返ってみよう。午前10時。上野村の黒澤村長が来庁した。地元の神田和夫県議も一緒だった。知事との懇談には、地域の特産品である「猪豚」(イノブタ)の生産に携わる若い世代の人たちも同席。猪豚の魅力や可能性、飼育の苦労等について話を聞いた。スゴく頼もしい感じがした。 若手養豚農家の人たちには、「ゆくゆくは、猪豚を群馬県の特産品にしたい」という熱い思いがある。猪豚のPR戦略に関しては、県として、幾つかアドバイスさせてもらった。なるほど、普通の豚より、サッパリしていて美味しい!「上野村の猪豚」には、引き続き注目していきたいと思う。 昼12時からは、YoutubeとFMぐんまのメディアミックスによる番組「tsulunos fm」の生放送に、レギュラー出演者として登場。今回は、高崎フィルムコミッション関係者をゲストに呼び、群馬県のロケ地としての可能性、撮影の裏話等を語ってもらうという趣向だった。 番組の中身が面白かったせいもあると思うが、Youtubeに寄せられた質問やコメントが、いつもより多かった気がする。番組スタッフの皆さん、来週も楽しみにしています。 幾つかの打ち合わせを挟んで、15時からの定例会見へ。終了後も、関係部局からのレクや協議が続いた。気がつくと18時を回っていた。 知事の定例会見でも言及したが、昨日からスタートした「ぐんまワクチン手帳」への登録が、14日12時現在で、およそ6万4千件に達している。実質的に1日と3時間しか経っていないことを考えると、好調なスタートを切ることが出来たと思う。 上記の定例会見では、前回に引き続き、「都道府県魅力度ランキング」に関する質問が出た。それだけ、群馬県の対応に大きな反響があった証拠だ。 ある記者から、改めて魅力度ランキングに対する受け止めを聞かれ、次のような趣旨の発言をした。実はフジテレビ「イット」や日本テレビ「スッキリ」のインタビュー取材の際にも、同様の説明をしたが、番組内では使われなかった部分でもある。 いい機会なので、会見や取材のインタビューで語った内容を(まとめて)書き留めておく。 「先ず、誤解のないように言っておきますが、私はランキングの存在自体を否定しているわけではありません。世の中には、様々なランキングがあっていいと思っています。」 「自分で言うのも何ですが、もともとポジティブ思考の人間なので、本当に根拠のある、中身の伴ったランキングなら、結果を素直に受け止め、『ああ、そういうことなのか?じゃあ、ここを改善するために、こんな努力をしよう!』という前向きなアプローチになっていたはずです。その方が建設的だし、細かいことに、いちいち目くじらを立てるようなタイプでもありません。」 「しかしながら、問題の都道府県魅力度ランキングは、魅力度という名称に耐えられるような内容のものだとは、到底、思えません。あらゆる意味で、緻密な続きをみる

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