子ども食堂

IMG_4062母子家庭の58%の方がが年間就労収入200万円未満という状況に置かれているなど、親の収入格差が子どもの教育やさまざまな機会の貧困につながっており、世代間での貧困の連鎖も起きている。

そういった現状を何とか変えようと、さまざまな団体や個人の皆様が「子ども食堂」「子ども食事宅配」「病児保育のひとり親支援プラン」「食品・日用品の提供」「困窮家庭の見守り支援」「学習支援」などに取り組んでいる。多くのボランティアの皆様が貧困の連鎖を断ち切ろうとご支援いただいている現状に、本当にありがたく思う。

さて、12月18日(日)、子ども食堂に取り組む名古屋大須ロータリークラブ(加藤已千彦会長)が協賛する「あつた青空市こども食堂」が熱田区の想念寺(渡辺観立住職)で開催され、横井利明も視察させていただいた。

IMG_4100この子ども食堂の仕組みは、子どもが100円で食券(500円分)を購入し、キッチンカーなどの好きな食べ物を食べることができるというもの。この日はカレーライスやクリスマスパフェ、からあげや草もち・鬼饅頭等が用意されていた。また、お寺の本堂では劇団むすび座による「ひもルンぱ」やvtuberによる講演、菓子まきなどもおこなわれた。

また、中には100円の食事でもハードルの高い子どもがおり、そういったご家庭に対しては社会福祉協議会と協力して、ロータリークラブの支援により無料で食事ができるようにしているとのこと。なお、名古屋大須ロータリークラブは子ども食堂に対し30万円(2か年分)の協賛をおこなったとのこと。
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横井利明
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