年始まわりでは耳の痛い話も

元旦の深夜から各神社で開催される元始祭、各団体等の新年会、名刺交換会など新年のさまざまな集いに顔を出したり、普段はおうかがいできない後援会役員さん宅に新年のご挨拶にうかがっている。元旦は深夜から始まり午後9時30分まで、2日、3日は朝から午後8時まで。

昨年までは自民党に対するご期待やご声援の声をたくさんいただいたが、今年は自民党に対する励ましの発言がぱったり影を潜めた。いやむしろ、昨今の「桜を見る会」の招待者名簿廃棄問題やIRに関する疑惑、安倍総理の国会運営や政治手法が強引ではないかなど、ご批判の声をいただくことが少なくない。長期政権のおごりともとれる振る舞いに対するご批判は謙虚に受け止めなければなならない。

一方、私が心配しているのは、第2次内閣発足時に掲げた経済最優先という熱意が薄らいでいるようにしか見えないこと。金融緩和による株高や円安誘導、世界経済の好景気の波を受け、企業の業績は急回復した。しかし、バブル崩壊以降、失われた20年がもたらした最大の負の遺産であるデフレからの脱却に向けた道筋は未だはっきりせず、また賃金の足踏みは国民生活に暗い影を落としている。イノベーションの促進や先端技術など成長分野への投資、人材への大胆な投資による生産性の飛躍的な向上など、東京五輪後も見据えた「未来への投資」を明確に打ち出すことこそが、政治に対する信頼を取り戻す第一歩だと思うのだが...
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横井利明
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