安全なはずの公園で傷害事件 いったい何が…

「ヨコイさん、道徳公園で傷害事件!ハト男がえさやりを注意した人たちに殴り掛かり、けが人も発生している。」

こんな第一報が入ったのが11月15日午前10時47分。その後も電話やメール等でご連絡をいただき、徐々に概要がわかってきた。

ハト男は南区南部に住む。以前から近所の道路や公園でハトに餌を与えるため、付近の電線やマンション屋上はハトが並ぶ。公園等には散乱した餌が不衛生なだけでなく付近はハトのフンで真っ白。そのため近隣とのトラブルが絶えなかった。注意した土木事務所職員にバケツで水をかけたり、暴行事件もおこし報道によると現在も執行猶予中だった。

さて、道徳公園はハト男の自宅からかなり離れているが時々訪れてはハトに餌をやっていたという。11月15日朝には、ハト男が再び道徳公園児童遊園で餌やりを始めたため、公園清掃ボランティアである公園愛護会、道徳学区役員がハト男を注意したところ、いきなり殴りかかってきたという。顔面を殴られた愛護会の方は鼻血を出すなどけが、止めに入った学区役員も押し倒された。

道徳学区連絡協議会では公園ボランティアが暴行を受け怪我をするという事態を問題視。スズメ男やネコおじさんなどによる餌やりが、乳幼児が遊ぶ公園の衛生状態にも影響を及ぼす可能性があることから、公園での餌やりのあり方など、ルール作りを検討する。

ただ取り締まったりルールをつくったりするだけでは問題は解決しない。ハト男への心の支援のあり方なども含め、専門家等も交え研究してみたい。
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横井利明
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