運動会を実施

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、今年も保育園運動会を実施した。

本園では登園自粛が解除された6月以降、行事は例年通りほぼすべて実施している。園外保育、山での合宿保育、運動会等...子どもたちに対する行動制限や抑止などが子どもたちの成長に与える影響が極めて大きいという精神科医からの懸念等を参考に、できる限り子どもの行動制限を最小限にしつつ、むしろ子どもを取り巻く環境を大きく見直すことで感染症対策を進めている。

むろん、感染症の専門家のご意見を仰いだり、名古屋市の指導を徹底し、行事の開催時間の短縮、感染症に対応した開催内容の変更、来賓のご招待の自粛、保護者の参観の在り方、保護者の体調管理とともにマスクの着用の徹底などは徹底。

例えば、例年年長児がおこなっている組体操においても、今年は大きく見直し。例年は子ども同士が組み「小さなピラミッド」を作ったり、友達と「扇」や「倒立」などをおこなっていたが、今年は「ひとり組体操」として、子ども同士が組むことはないものの、年長児全体としては友達と協力しながら一つのテーマに沿って演技を進めている。

これも保護者の理解や地域の理解があってこそ。ウィズコロナの時代でも子どもたちが伸び伸びと活動できる環境だけは守っていきたいもの。