9月定例会予算案 コミュニティセンターの建設費にびっくり

令和5年度9月補正予算が公表された。

平和コミュニティセンターの建設費として、1億3,569万円が予算に計上されていたが、入札の結果「不落」に。建設費の高騰により手を挙げる建設業者が現れなかったもの。市は9月補正予算で3,300万円を増額。平和コミュニティセンターの予算額は合計1億6,869万円となる。平成29年8月に公表された名古屋市公共施設白書(第2版)によれば、コミュニティセンターの平均建設費は7,317万円。わずか6年間の間にコミュニティセンターの建設費は倍以上に跳ね上がったことになる。昨今の建設費の高騰が設備投資意欲の抑制につながらなければいいのだが...

以下の予算案は9月定例会で審議される。

〇 補正規模
一般会計 14億9,700万円
特別会計 ▼1,000万円
計    14億8,700万円 

〇 補正内訳
1. 物価高騰対策
中小企業価格転嫁促進事業【12億3,000万円】
説明:物価高騰の影響を適切に価格転嫁できていない中小企業者に対し、価格転嫁に向けた取り組みを促進するため、支援金を支給

2. その他
平和コミュニティセンターの建設【3,300万円】
説明:物価高騰等による工事費の増嵩に伴う増額

地域商業機能複合化推進事業助成【3,000万円】
説明:有松地区の活性化につながる施設整備等に対して、国の補助事業を活用し助成

商店街にぎわいづくり事業助成【2,100万円】
説明:商店街の活性化及び商店街での消費喚起につなげる商店街まつりの規模の拡大に伴う助成の増額

総合リハビリテーションセンターの改修【7,700万円】
説明:令和7年4月を目標に検討が進んでいる運営主体の変更に向けた総合リハビリテーションセンター附属病院の改修工事

公立保育所のリニューアル改修【▼3億9,900万円】
説明:工期の遅れに伴う改修工事費及び仮設園舎の賃借料の減額4園

ガイドウェイバス志段味線の設備改修費等補助【3,800万円】
説明:新たな設備改修等が必要となったことに伴う補助の増額

子どもの転落防止のための補助錠の配付【1億4,000万円】
説明:6歳未満の子どもがいる世帯に対し、窓等に設置する補助錠を配付することなどにより啓発

学校設備等の改修【3億2,700万円】
説明:法定点検の結果に基づく設備等の改修

〇 繰越明許費 3件
〇 債務負担行為 3件
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横井利明
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