名古屋城天守閣木造復元 市民向け説明会が行われます

名古屋城天守閣木造復元事業について、現在の進捗状況などについて、市民の皆様に説明する「名古屋城天守閣木造復元市民向け説明会」が開催される。

■ 市民向け説明会
〇 1月22日(金)午後6時30分~8時10分
名東文化小劇場(定員150人)
・講演「名古屋城天守・櫓・御殿」

〇 1月23日(土)午後1時30分~3時10分
港文化小劇場(定員150人)
・講演「名古屋城石垣石材の特徴について」

〇 1月24日(土)午後1時30分~3時10分
港文化小劇場(定員150人)
・「名古屋城天守の宝暦大改修について」

※ 内容は「市長挨拶」「講演」「市の説明」「質疑応答」
※ オンライン説明会(20分)も開催

昭和20年の空襲によって焼失した名古屋城天守閣。しかし、市民の多大な寄附により昭和34年に鉄骨鉄筋コンクリート造の天守閣を再建。外観は旧天守閣を再現し、内部は博物館として歴史資料や模型などの展示機能を有している。

しかしながら再建から約60年が経過し、設備の老朽化や耐震性の確保などへの対応が不可欠となった。そこで名古屋市は、詳細な実測図など豊富な史料が残されていることから、天守閣は史実に忠実な復元が可能と判断。「技術提案・交渉方式」により、民間のノウハウと高い技術力を背景に、2020年を目標に再建計画を進めようとした。

しかし、天守台をはじめとした石垣等の調査が膨大であり、また、石垣の状態も想定以上に劣悪であったこと、また、石垣の保存計画を巡り石垣部会や文化庁の許可を得る見通しは依然立っていないこと、天守閣自体の構造もまとまりきれておらず、復元に向けた見通しが立っていない状況だ。

■ 名古屋城天守閣木造復元 市民向け説明会(←click)
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横井利明
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