新型コロナウイルス感染症の軽症者等の療養施設開設

IMG_7510名古屋市では初となる「新型コロナウイルス感染症の軽症者等の療養施設」が8月7日に開設するのを前に、6日、同僚市議とともに視察した。

新型コロナウイルス軽症の感染症の無症状患者、軽症の患者などの受け入れを行うのは「東横INN名古屋名駅南(805室)」。愛知県は1泊6,000円のホテル1棟をまるごと借り上げ。入所者、職員の利用するフロアやエレベーターを分け、職員やスタッフが感染しないように工夫されている。

IMG_7511また、入所者が使う部屋には、採血することなく動脈血中の酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定し、肺や心臓が正常に機能しているかどうかをチェックできる医療機器「パルスオキシメーター」や体温計を配備。また、看護師や生活支援スタッフにより24時間体制で支援する。有料ビデオも見放題。

食事は3食とも外部で調理された弁当。Uber Eatsなど出前を注文することはできない。なお、家族の差し入れは宅急便のみ認められている。

IMG_7513患者は発症後10日をめどに退院するが、多くの方は発症後5~6日後に入所することから、療養施設での滞在は4~5日ぐらいを想定している。

療養施設の開所により、現在は在宅している軽症者、無症状患者の適正な管理ができるとともに、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている病院は中等症、重症患者の治療に専念することが可能となり、医療崩壊を防ぐ体制がまた一歩動き出す。


IMG_7509■ 新型コロナウイルス感染症の軽症者等にかかる宿泊料用施設の概要
1. 設置主体
・愛知県

2. 設置予定地
・東横INN名古屋名駅南(名古屋市名駅南二丁目)

3. 施設の内容
・新型コロナウイルス感染症患者のうち、不顕性の方または軽症の方について、宿泊施設での安静・療養を行うもの

4. 施設の運営スタッフ
・看護師・運営支援スタッフ等
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横井利明
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