都市活力向上特別委員会が開催された11月9日、「堀川のにぎわいづくりについて」と題し、所管事務調査が行われた。堀川は名古屋の母なる川として、歴史や文化を語る大切な宝物。そして、うるおいと活気をもたらす魅力軸でもあり本市における都心部の水辺活用施策として、位置づけられている。
令和元年度には、
・なやばし夜イチ
・堀川フラワーフェスティバル
・堀川ウォーターマジックフェスティバル
など120日間にわたるイベントが開催されたり、オープンカフェなども展開され、にぎわいや魅力あるまちづくりが進められてきた。
さらに、民間事業者の柔軟なアイディアと優れた経営ノウハウによって納屋橋南東の市有地の有効活用を図るなど、民間施設の誘致が図られてきた。
平成21年4月 「ほとりすなごや納屋橋」開業
平成23年10月 新テナント「モアチェ・モアチェ」開業
また、旧加藤商会ビルでは、タイ料理レストランの開業(平成17年)するとともに、堀川よろずサロンの運用も平成24年から始まっている。
しかし
一方で、同じ堀川でも置いてきぼりになっているのが「堀川下流部」。納屋橋や白鳥橋付近のにぎわいとは打って変わり、とても「にぎわい」「魅力」「うるおい」とは遠い状況となっている。今日おこなわれた都市活力向上特別委員会でも、ヨコイによってこの問題が取り上げられ、名古屋市からも「下流部の問題は危惧している。名古屋港管理組合、住宅都市局など関係者とも連携して取り組んでいきたい。」との答弁をいただいた。貴重な水辺空間でもあり、所管する関係者、住民の方々との話し合いを通して、下流部における水辺空間のあり方を模索していきたい。