年末のご挨拶

1年を通して横井利明オフィシャルブログをご覧いただきありがとうございます。また私自身、大きなけがや病気もなく、日々ブログを書き続けることができたのも、ご支援・ご協力をいただきましたコメンテーターの皆様、読者の皆様、関係者の皆様のおかげと心から感謝申し上げます。

また、コメンテーターの皆様からいただいたご意見の数々は丁寧にじっくりと拝読させていただきました。どれも大変参考になるご意見であり、私が議会活動に携わる中で、大きな力となりました。本会議や委員会で引用したものも数々ありました。

さて、この1年間は、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、これまで誰も経験したことのない特別な年となりました。緊急事態宣言、小中学校等の休校、毎月のように組まれる大型補正予算など、いまだかつて一度も経験したことのない事案の連続であり、私も戸惑うことが多々ありました。

また、新型コロナウイルス感染症により経済的に困窮する市民の皆様、法人の皆様に対する政府や地方自治体の対応が後手後手に回ることも多く、的確に迅速に支援の手を差し伸べることができない場面が少なくなかったように思います。せっかくマイナンバーの仕組みがあるにもかかわらず、福祉行政、教育行政、子育て支援、経済行政などのシステムとの連携がばらばらで、さらに個人や法人等の口座などの紐付けがなく、行政の支援の手続きがすべて手作業で行われるといった日本のそして名古屋のICTの弱点が浮き彫りとなった1年でもあったと思います。もはや「市長がマイナンバーに反対だから」とか「国がやらないから」などの言い訳に終始することなく、議会自身がICTを活用した簡素で迅速な行政システムの構築に向け、民間の力を借りながら邁進する必要があると思います。

一方、知事と市長がぎくしゃくする中で、県職員、市職員などの事務方も今一歩、躊躇する場面が多々あったと思います。知事が市長に、市長から知事に言いにくいところを補完しながら、できる限り、両自治体間が円滑に進むよう心掛け、愛知県と名古屋市の調整役に徹した1年でもありました。

令和3年度は、新型コロナウイルス感染症を予防するためのワクチン接種が始まります。国の配布を待つことなく準備を進め、遅滞なく接種が進められるよう体制を整える必要があります。また、困窮する市民の皆様、法人の皆様への給付や経済復興に向けた経済対策など、迅速的確に事務を執行する必要があります。

また、いよいよリニア中央新幹線開業を見据えた名古屋駅周辺の再整備に向けた工事が始まります。さらに、ラグジュアリーホテルの誘致、栄周辺のまちづくり、ジブリパーク・ジブリタウン、アジア競技大会や地震などの災害対策、敬老パスの名鉄・近鉄・JR等への対象交通機関の拡大、東部医療センター、西部医療センターの市大化、保育園の整備などの待機児童対策、南区では大江川の河口部の締め切りに向けた事務や名鉄名古屋本線連続立体交差化事業、公園用地の取得、日本最大のバスケットボールコートの整備に向けた調査・設計、そして引き続き災害対策などにも力を尽くしたいと思います。

そして、4月には名古屋市長選挙が行われます。12年間にわたって停滞し、時代に取り残されてしまった名古屋市政を市民の手に取り戻さなければなりません。現時点では候補者をお示しできる段階にはなっていないことは残念で申し訳なく思いますが、近いうちに候補者について市民の皆様にご説明できるよう調整を進めてまいります。

皆様への感謝の思いは、来年しっかりと活躍する姿をお見せすることでお返しできればと思っております。

末尾になりますが、最前線で使命感を持って新型コロナウイルスと日夜闘っていらっしゃる医療従事者の皆様をはじめ、日常生活に欠かせないお仕事に従事されている皆様のご尽力に敬意を表するとともに、皆様のご健康をお祈りして年末の挨拶とさせていただきます。

それではどうぞよいお年をお迎えください。
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横井利明
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