年賀状じまい

正月の楽しみのひとつが年賀状。「定年退職した」とか「孫の出産」など旧友の近況等が記されていて、顔を思い浮かべながら楽しく拝見している。

しかし、いただいた年賀状の中には、「今年で最後に...」といった「年賀状じまい」をよくみかけるようになった。「年賀状じまい」は、一般的に高齢等の理由により、年賀状を出すのが困難になったため、年賀状のやり取りを辞退することを伝える最後の年賀状のことだが、終活の一環で、義理で増えていた人間関係を整理し、本当に大切にしたい人間関係を見直したいというものだろう。

一方で、30~60歳の比較的若い世代の方の中にもここ数年、「年賀状じまい」を宣言する人が少なくない。「年末を年賀状に追われたくない」「ラインで十分」と年賀状よりも手軽なラインやフェイスブック、ツイッターなどSNSを使って年始の挨拶をするのが一般的になってきたからだろう。

高齢者の「終活」、若者の「SNS」の流れは今後さらに加速しそうな勢い。ちなみに、我が家の子どもたちも「SNS派」。年賀状は一切書かず、もらわずを貫き通している(汗)

■ 年賀はがき発行枚数(日本郵便ホームページから)
2020年用年賀はがき(2019年発行) 24億4090万枚
2021年用年賀はがき(2020年発行) 19億4198万枚
※ 2003年用年賀はがき(2002年発行) 44億6000万枚
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横井利明
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