名古屋市長 候補者 横井利明さんに「がん対策」を聞く 

がん対策を聞く名古屋市民の2人に1人が がんにかかる時代にあって、がん対策は市民の命を守り、安心を守る大切なもの。しかし、名古屋市長選候補者のマニフェストに「がん対策」についての表記があるのは横井利明だけだった。

そこで、名古屋市のがん対策専門部会の患者・家族側の委員などをつとめているがん患者の支援活動を続けている団体の皆さんが、「がん対策」について横井利明の意見を聞き、公約全般とも合わせて、よりよい候補者選びの参考とすることになった。

■ 討論会出席者
〇 候補者
・横井利明

〇 聴き手
・NPO法人ミーネット 花井美紀(呼びかけ人)
・AYA世代のがん患者会 くまの間 加藤那津
・(一社)仕事と治療の両立支援~ブリッジ 服部文
・がんのピアサポーター連絡協議会 當田哲正
※いずれも名古屋市がん対策専門部会 委員

【仕事と治療の両立支援にかかわる企業協力についての質問】
〇 質問者
・一般社団法人 仕事と治療の両立支援ネット-ブリッジ 服部 文
〇 質問内容
・当団体は、医療機関内外で患者さんの仕事と治療の両立に関する相談支援を行っている。医療と連携した支援について非常に手応えを感じている一方、残念ながら、患者さんが働く現場である企業の理解と協力については、まだまだ十分ではないと、支援プロセスにおいて実感している。

治療とともにある患者さんが生き生きと働き続ける社会をつくるためには、両立支援に積極的な企業に報いる仕組み、具体的にはインセンティブを付与したり、企業側の両立相談を整備したりという施策が非常に効果的だと考えますが、ご意見をお聞かせいただきたい。

【名古屋市の がん教育の充実に向けて】
〇 質問者
・AYA世代(若い世)のがん患者の会 くまの間主宰 加藤那津
〇 質問内容
・私は20代で乳がんにかかり、今も治療を続けながら、同じ世代のがん患者さんたちとよりよく がんと向き合うための活動を続けている。社会全体の がん対策の目標は「がんになっても安心な社会の構築」ですが、そんな社会を築くためには、子どもの頃からの「がん教育」が必要であると、国のがん対策推進基本計画にも明記されている。

名古屋市でもがん教育を発展させるために、外部講師育成のための仕組みづくりが急務と思いますが、横井さんのご意見をお聞かせいただきたい。

【高齢がん患者が地域の中で、安心して治療・療養できるための支援】
〇 質問者
・がんのピアサポート連絡協議会 當田哲正
〇 質問内容
・私は、がんのピアサポーターとして、これまで多くのがん患者さんやご家族の相談を受けてきた。がんは高齢になるほどかかりやすい病気ですから、ご相談の多くは高齢がん患者さん。高齢者の一人暮らしや高齢夫婦二人暮らしの世帯が急速に増えており、がんに関して身近な相談相手が得られにくい状況があるす。そうした状況にある高齢がん患者が安心して治療や療養にのぞむための、名古屋市独自の支援策を考えられないものか。

たとえば、一つは、高齢がん患者支援に特化した相談窓口の設置。もう一つは、高齢がん患者の「がん通院・付き添いボランティア」の育成。こうした取り組みが、高齢がん患者の地域生活の安心と、あってはならない、高齢者の孤独死のを失くすことにつながっていくと思う。横井さんはどのようにお考えか。

横井利明の回答についてはぜひ下記の動画をご覧ください。
名古屋市長 候補者 横井利明さんに「がん対策」を聞く (←click YouTube)

■ 横井利明マニフェスト「がんになっても安心なまち 名古屋」
日本人の2人に1人が がんにかかる時代。市民が がんを正しく理解し、すべての世代のがん患者が安心してがんと向き合い、自分らしく暮らすことができるように、名古屋市・医療 福祉機関・市民NPOなどの緊密な連携のもとに、市民に寄り添う がん対策を推進します。

・がん体験者による相談支援「ピアサポート」と医療機関の連携を強化します。
・外部講師の育成など名古屋市独自の子どものがん教育システムを構築します。
・企業が参画しやすい がん治療と仕事の両立支援の仕組みをつくります。
・高齢がん患者が安心して治療や療養に向き合える支援体制を整備します。
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横井利明
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