2022年3月26日 夕方。熱い紅茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。 13時30分。携帯電話が鳴った。武藤健康福祉部長からの報告だった。本日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は582人。先週の日曜日(585人)とほぼ同じ。高止まり状態が続いている。 100人を超えたのは、太田地区(137人)と伊勢崎地区(100人)の2ヶ所。なぜ、相変わらず、この2つの地域での感染者が多い。その理由は、改めて分析中だ。入退院の数は、ほぼ同じ。10代以下が4割、60代以上が1割未満という傾向も、特に変わっていない。 さて、今回のブログでは、4月1日からの再開が決まった「愛郷ぐんまプロジェクト」(4月1日〜28日)の具体的な内容を説明する。(1)事業の対象について。 基本的には「3回目のワクチン接種を完了した県民」を対象とする。感染リバウンドのリスクを抑えながら、事業を実施するためだ。加えて、追加接種を加速させるための「ある種のインセンティブ」とする狙いもある。 その一方で、接種出来ない方々への差別とならないよう、前回までの県議会での議論等も踏まえ、「3回目のワクチン接種が完了していない人」も参加出来る仕組みとした。こうした方々には、割引率に一定の差を設けた上で、活用していただく。(2)割引額について 県内の対象施設において、1泊税込み6千6百円以上の宿泊をした場合、(ア)3回目のワクチン接種を完了している方(イ)PCR検査等で陰性となった方(ウ)同居の11歳以下のお子さん〜に関しては、1泊につき1人5千円を割引する。 加えて、それ以外の方々にも、1泊につき1人3千円を割引する。 さらには、宿泊割引だけでなく、日帰り旅行や地域で使えるクーポン券の発行への支援についても、現在、観光事業者や各市町村と調整を行なっている。 クーポンについては、準備が整った市町村から順次発行してもらう方針だ。詳細は、「ググっとぐ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』